大阪大学取扱説明書(学生生活の手引)
大阪大学は、ホームページ等で皆さんが学生生活を過ごすうえで役立つ、様々な情報を発信しています。本取扱説明書は、どこにどんな情報があるかをまとめています。どれも重要な内容ですので、大いに活用し、有意義な学生生活を送ってください。
※PDF版はこちら
【1】修学に関する基本情報
【2】修学・学生生活・就職等の相談
【3】課外活動
【4】海外留学をしよう
【5】阪大生として知っておくべきこと
【6】各種手続き・証明書
【7】学内施設
【8】その他
学生生活Q&A
【1】修学に関する基本情報
-大学で勉強する上で必要な情報をまとめています
学年暦 | 学期の始業及び終業日は、全学教育推進機構及び、各学部・研究科により変更されることがありますので、全学教育推進機構及び各学部・研究科から配付される学生便覧等により確認してください。 |
時間割![]() |
各学部・研究科・全学教育推進機構の履修の手引もしくは学生便覧等で確認してください。 |
学務情報システム(KOAN) | 履修登録など授業に係る手続きをパソコン等から行うための重要なシステムです。アクセスを習慣づけましょう。 |
附属図書館 | 大学での学習に不可欠な図書や雑誌を所蔵し、電子ジャーナル、電子ブックやデータベースなどを提供しています。また、4つの図書館それぞれに、グループディスカッションや共同学習が可能なスペース「ラーニング・コモンズ」をはじめ、学習の目的にあわせた各種スペースがあります。 |
ステューデント・コモンズ サイエンス・コモンズ |
自主学習やグループ学習に利用できる共有空間(コモンズ)です。学生同士・学生と教職員との対話、学生・教職員企画のイベント、多言語カフェなど留学生との交流、その他様々なイベントに利用されています。広さやタイプの異なる複数の部屋があり、部屋によっては予約・貸し切り利用も可能です。サイエンス・コモンズは科学に親しむことを目的としており、実験が可能な部屋もあります。 |
サイバーメディアコモンズ | 自主的な学習活動と研究活動を支援するアクティブラーニングスペースです。各種の充実した学習機器により、皆さんの学習をサポートします。 |
アカデミック・ライティング能力取得に活用できる学内リソース | 大学入学後は、多くの科目でレポート課題や発表用の資料を作る必要がでてきます。このような、大学で求められる学術的な文章を書くことを、アカデミック・ライティングといいます。 授業だけでなく、自習学習教材や様々な支援がありますので、学部を問わず、新入学生は目を通しておいてください。 |
マイクロソフトソフトウェア 包括契約 |
マイクロソフト社との包括契約により、同社の提供するソフトウェアを利用できるサービスです。 |
サイバーメディアセンター教育用計算機システム | 授業や自習のためのパソコンを各キャンパスに配置しています。 レポート作成や電子メールをはじめ、プログラミングや語学学習に利用できます。 |
大阪大学総合情報通信システム(ODINS) | キャンパス全体のネットワークを構成し、安全にインターネットを運用するためのICT基盤です。 |
美術館、博物館等の キャンパスメンバーズ |
近畿地区の提携博物館・美術館等13館に無料または割引料金にて何度でも入館できる制度です。 |
学内連絡バス | 授業の履修または課外活動のためにキャンパス間を移動するときに利用できます。1時間あたり2~3便程度(箕面キャンパス発着は1~3便程度)運行しています。自宅からの通学には利用できません。 |
授業の休講の条件を定めています。一度は確認しましょう。 | |
グレード・ポイント・アベレージ(GPA)制度 | 単位の取得状況を客観的に把握するための制度です。 |
安全のための手引き | 実験・研究を行う上での事故・災害防止の指針をまとめた冊子です。理系学部の学生は特に目を通してください。 |
阪大生のためのアカデミック・ライティング入門 | 大学入学後は、多くの科目でレポート課題や発表用の資料を作る必要がでてきます。このような、大学で求められる学術的な文章を書くことを、アカデミック・ライティングといいます。この冊子にはアカデミック・ライティングを実践するためのノウハウが詰まっています。学部を問わず、新入生は目を通しておいてください。 |
【2】 修学・学生生活・就職等の相談
-学生生活を送る上での様々な悩みに対応します
附属図書館 |
大学院生の「ラーニング・サポーター」が、さまざまな学習相談に対応しています。各図書館に相談デスクがあります。 レポート課題やパソコンの操作など、学習に関わる様々なことを気軽に相談しましょう。 |
健康診断をはじめ健康相談、カウンセリングなど学生・教職員の心身の健康の維持増進を図っています。 身体的、精神的な悩みには専門医が、学生生活上の様々な悩みについて経験を積んだカウンセラーが相談に応じます(一部、英語での相談や保護者からの相談にも応じます)。 相談内容等の秘密は厳守します。 |
|
全学教育推進機構 (スポーツ・健康教育部門) |
1年次に履修する「健康・スポーツ教育科目」についての企画、立案、改善等を行っています。個人の体力に応じさまざまな特色を持つ授業を用意しています。 |
キャリア支援![]() |
大阪大学では、就職情報、就職・キャリアガイダンス、就職相談等の支援体制を整えています。 |
インターンシップ | 情報収集から応募方法、受け入れが決まった場合の手続きや注意点等、インターンシップに関する情報を掲載しています。 |
教育免許状の取得 | 中学、高等学校教諭及び養護教諭の教育免許状を取得できる教職課程の概要を掲載しています。 免許状取得希望者は4月初旬の教職課程ガイダンスに出席してください。 |
各学部・研究科・全学教育推進機構の相談窓口 | 各学部・研究科・全学教育推進機構ごとの相談窓口については、KOAN掲示板(全体掲示)「各学部・研究科・全学教育推進機構の相談窓口」にてご確認ください。 |
【3】課外活動
-正課(授業)と並んで本学の重要な教育活動です。積極的に参加しましょう。
公認団体及び課外活動上の諸手続き | 大学公認団体の紹介とともに課外活動を行う際に必要な手続きをまとめています。 課外活動施設の配置図はキャンパスマップ(吹田、豊中、箕面)で確認できます。 |
学部学生による 自主研究奨励事業 |
所属する学部のカリキュラムにとらわれない自主研究を支援するため、自主研究奨励費、アドバイザー教員指導制度を設けています。 |
【4】海外留学をしよう
-留学にあたっての必要な情報をまとめています
留学の形態を決める |
留学には海外の交流協定大学との交換留学、夏季休業等を利用した短期海外研修、海外インターンシップなど様々な形態があり、留学形態によって、受け入れ先での身分、修得単位の取り扱いが異なります。 将来設計、留学時期などをよく検討のうえ、目的にかなった形態の留学を目指してください。 |
留学に向けての準備をする | 指導教員、留学経験のある先輩、所属学部・研究科の教務担当者等とよく相談するとともに、「海外留学ガイドブック」やインターネット検索等を活用し積極的な情報収集に務め、十分に準備してください。 |
海外留学の助成制度を利用する | 本学から海外の大学等に留学する学生向けの代表的な留学助成制度を掲載しています。このほかにも民間財団等による奨学金もありますので、KOAN掲示板等で最新情報を確認してください。 |
日本で英語による授業を受ける | 大阪大学の学生は【国際交流科目】(英語による授業)を受講できます。 ※リンク先は短期留学生(OUSSEPプログラム)用のものです。 |
現地で支援を受ける |
アメリカ、オランダ、タイ、中国に国際交流推進のための拠点を設置しています。留学時に現地での支援も行っています。 |
【5】阪大生として知っておくべきこと
-快適な学生生活を送るために
・ボランティアやスポーツサークルを隠れ蓑にしたカルト団体に要注意!! | 不審な勧誘を見かけたり、自分が勧誘を受けた時は、専用アドレス(ouen@ccc.osaka-u.ac.jp)に相談してください。 |
・「悪徳商法」などにだまされないために ・薬物の危険性について ・飲酒事故(急性アルコール中毒)防止 ・交通事故にあった時の心得 ・構内の美化/遺失物・拾得物/騒音防止/盗難防止 |
学生生活には様々なトラブルが潜んでいます。 それらに巻き込まれないための注意点をまとめています。必ず目を通してください。 |
通学に関するルール | 本学への通学は、原則、徒歩、公共交通機関によります。自動車及びオートバイ(原付含む)での通学・入構は禁止です。 この他、自転車利用時や各駐輪場のルール等が掲載されていますので良く読んでルールを遵守しましょう。 |
AED(自動体外式除細動器) | 学内の主要箇所にAEDを設置しています。誰でも使用することが認められており、操作も非常に簡単です。万一のために操作法を知っておきましょう。 |
災害に備える |
特に火災・地震の発生時の対応と防止について掲載しています。 |
ハラスメントの防止(相談窓口等) | 本学は人権尊重の精神に則り、いかなる形でのハラスメントも認めず、その防止に全学をあげて努めています。 |
省エネルギー対策 | 教育・研究活動を妨げない省エネルギーに努めています。 |
【6】各種手続き・証明書
-授業料免除、奨学金、証明書、保険等の手続きに関する情報をまとめています
諸手続き窓口 | 授業料、奨学金、保険、就職関係、課外活動、学寮、学籍異動、授業関係、証明書発行、学生生活相談についての窓口をまとめています。何かあればここを参照しましょう。 |
授業料等の納入 | 授業料の額や納付時期・方法について掲載しています。 |
授業料(入学料)免除 | 授業料(入学料)の納入が困難な場合の経済的支援として免除制度があります。必要な人は必ず参照してください。 |
奨学金 |
日本学生支援機構、地方公共団体及び民間奨学団体の奨学金情報を掲載しています。希望する人は必ず参照してください。 |
学生証 | 学生証は身分証明だけでなく、「証明書自動発行機」や図書館の入館等にも必要ですので常時携帯してください。 |
証明書自動発行機 | 各種証明書や学生旅客運賃割引証(学割証)を取得できます。 設置場所や発行できる証明書の種類等について掲載しています。 |
通学証明書 (通学定期乗車券発行控) |
通学定期券の購入に必要な通学証明書について説明しています。 公共交通機関を使って通学する人は必ず参照しましょう。 |
学割証 | JR各社の長距離きっぷを割引で購入するための証明書です。概要や利用にあたっての注意事項を掲載しています。 |
学生教育研究災害傷害保険 (学研災 がっけんさい) |
正課、学校行事、課外活動及び通学中のケガ等をカバーする傷害保険です。保険料も低廉なため、本学では学生全員が加入することとしています。 |
学生教育研究賠償責任保険 (学研賠 がっけんばい) |
正課、学校行事、課外活動及び通学中のケガ等で被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合を対象とする保険です。 教育実習等に参加する人は必ず加入しましょう。 |
学研災付帯学生生活総合保険 (付帯学総 ふたいがくそう) |
学研災の補償内容を拡大し、けがや病気等の治療実費や賠償事故など学生生活をより広くカバーした任意加入の保険です。 |
国民年金 | 20歳以上の国民は全員加入が義務づけられている公的年金制度です。在学中の納付を猶予する「学生納付特例制度」があります。 詳しくは日本年金機構のホームページを参照してください。 |
住居(学生寮) | 修学上の便宜を図ることを目的に5つの学生寮を設置しています。 入寮を希望する人は参照してください。 |
【7】学内施設
-充実した施設で学生生活を応援します
学生センター | 学生センターは各キャンパスに設置されており、奨学金、入学料・授業料免除等の申請手続きや課外活動に関する各種手続きなどを行っています。 また、学生生活相談等の各種相談や就職情報の提供等を行っています。いつでも気軽に立ち寄ってください。 |
全学教育推進機構 | 学部1、2年次を対象とした全学共通教育を実施しています。 |
食堂・売店等 |
各キャンパスには阪大生協をはじめ多くの福利厚生施設(食堂・売店等)があります。場所はキャンパスマップで確認できます。 |
教職員・学生が利用可能な『学内保育園』(吹田キャンパス・2園、豊中キャンパス・1園)及び保育園ではカバーできない早朝・夜間、土日祝日等に、未就学児や小学生を預かる『一時預かり保育室』の情報を掲載しています。 | |
中之島センター | 本学発祥の地・中之島に位置し、第4のキャンパスとして、また、社学連携活動の拠点の1つとして、大学院講義や公開講座などを実施しています。 Wi-Fi環境の整った自習室があることや、利便性が良い場所に立地していることから、ちょっとした空き時間や就職活動の際にも、気軽に活用できます。 |
東京オフィス | 首都圏における本学の活動拠点です。東京・霞ヶ関にあり、各種打合せ、講義等の他、皆さんも就職活動に利用できます。 |
【8】その他
学内禁煙への取り組み |
大阪大学は受動喫煙防止に向けた取り組みを進めており、喫煙場所を制限しています。 ルールを守って快適なキャンパスづくりに協力願います。 |
所在地一覧 | 各学部・研究科等の所在地を掲載しています。 |
住民票の登録について | 進学や就職などで引っ越した場合は、原則、現在住んでいる寮やアパート等が住所地となるので、住民票を移しましょう。 詳しくは総務省のホームページで確認してください。 |
学生生活Q&A
修学関係編 |
---|
<Q>学生証について ・学生証を失くしました(破損した)のですが、どこに行けばよいですか? ・証明書自動発行機等が学生証を認識しないのですが、どこに行けばよいですか? |
<A>以下の窓口で必要な手続きを行ってください。 なお、改姓など記載事項に変更があった場合は、所属学部・研究科の教務担当係へ速やかに届け出てください。 (各キャンパスの窓口) 【吹田】 教育・学生支援部教育企画課学務情報係(大阪大学本部棟地下1階) 06-6879-7105 【豊中】 豊中学生センター(学生交流棟2階) 06-6850-5030 【箕面】 箕面学生センター(研究講義棟A棟1階) 072-730-5082 |
<Q>証明書や学割証が欲しいのですが、どこに行けばよいですか? |
<A>一部の証明書を除き、各種証明書や学生旅客運賃割引証(学割証)を「証明書自動発行機」で取得できます。設置場所や発行できる証明書の種類等については、こちらで確認してください。 |
<Q>授業でキャンパスを移動しないといけないのですが、何か交通手段はありますか? |
<A>各キャンパス間を運行する学内連絡バス(無料)が利用できます。運行日やダイヤ等の詳細については、こちらで確認してください。 ※学内連絡バスは、あくまで他学部・他研究科の授業科目の受講や課外活動のための利用に限られます。自宅からの通学のための利用はできません。 |
<Q>海外留学を考えているのですが、相談できるところはありますか? |
<A>国際教育交流センター、国際部国際学生交流課及び各学部・研究科の教務担当係で相談を受け付けていますので気軽に相談してください。また、指導教員とも相談してください。 【問合せ先】 国際教育交流センター(⇒教員による留学相談)Mail:go-abroad[@]ciee.osaka-u.ac.jp 国際部国際学生交流課(⇒全般的な問合せ) Mail:outbound[@]ciee.osaka-u.ac.jp ※[@]を@に置き換えて送信ください。 |
学生生活編 |
---|
<Q>キャンパス内で落とし物をしたのですが、どこ行けばよいですか? |
<A>落とした場所の近隣施設の事務室に問い合わせてください。 |
<Q>悩んでいることがあるので、相談できるところはありますか? |
<A>本学では、修学上又は生活上の悩みについての相談窓口があります。 |