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教育職員免許状(教員免許状)取得のための
課程(教職課程)

■教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画
  大阪大学では、中学校と高等学校、および養護教諭の教育職員免許状を取得できます。免許を取得するためには、通常の卒業のための学習に加えて、教職課程とよばれる授業や実習を受ける必要があります。取得できる免許の種類(国語や数学などの科目)はどの学部・研究科であるかによって異なります。詳しくは下の表を参照してください。
・取得できる免許状の一覧
  大阪大学の教職課程では、知識基盤社会のリーダーとしての「学び続ける教師」の素養を養成することを目標としています。知識基盤社会と呼ばれる現代の教育現場で生まれる新たな問題を率先して解決できるよう、自身の強みと弱みを内省し、課題を明確化し、様々なリソースを活用して問題を解決する能力を養います。この能力は、教職課程だけでなく、大阪大学全体の教育目標で掲げられている、教養・デザイン力・国際性、高度な専門性と深い学識の涵養によって高められます。すなわち、様々な学問分野の知見を総合して取り組むための深い教養、柔軟な解決策を構想しうるデザイン力、問題背景にある異なる文化とのコミュニケーションの壁を乗り越えるための国際性が、問題解決能力の原動力にも展開力にもなります。また、深い専門的学識の教授と研究活動の指導を通して、高度な問題解決能力・探究活動を自主的にすすめる能力が養われます。
  そのために、本学の教職課程の具体的なカリキュラムは、大きく以下の2つの要素から構成されています。
(1)教師に必要とされる様々な知識の基礎・基本を教授する。
(2)同僚と協働しつつ、生徒を指導するための実践的な技能や態度を育成する。
  (1)で扱う知識は、2つに大別できます。1つは、教職一般に関する知識です。具体的には、現代の学校を中心とした教育制度とその社会的・歴史的・思想的背景、教職の内容や社会的責任、人間の学習や発達に関する科学的知見、授業やカリキュラムの設計と実践の技術、思春期や青年期の生徒理解のための理論と生活指導及び教育相談の方法、道徳教育・特別活動の実践の方法に関するものです。これらは教室での授業を中心に指導しますが、一方的な講義だけでなく、議論やロールプレイなどの各種のグループワークや、現職教員をはじめとした様々な教育に関わる人々の声に触れる機会を設けます。もう1つは、各学部や研究科の授業を通して得られる各教科に関する深い専門的学識です。
  (2)の技能や態度とは、教育現場での多様な生徒を対象とした、教師としての指導実践に関わるものです。(1)の知識を活かし、実際に現場で教師としての振る舞いができることを目指します。そこには、教師として行動することの自覚と責任感、自主的・自律的・積極的に思考して問題解決に取り組む態度やそのための技能、同僚との協力的・融和的なコミュニケーションを行うための技能やその態度が含まれます。これらは主に学校等の教育現場で実施される実習を通して育成します。
・4年間を通した教育計画
■教員養成に係る組織
  大阪大学では、教職課程全般の管理運営を、全学の組織である「教育課程委員会」の下に置かれた『教育実習等専門部会』において行っています。本部会では、各教職課程の共通的なガイダンス、総合演習、介護等体験や教育実習、教職実践演習、教職に関する科目などの企画運営を一元的に行い、また、それらの活動に必要なテキスト、ガイド、ノートなどの編さん等を行っています。
  なお本部会は、教育実習等専門部会長を中心とし、複数の学部・研究科から選出された教員及び教職課程を担当する事務(教育・学生支援部教育企画課)により構成し、全学的協力体制の形成を図り、運営上のさまざまな問題について情報・価値観の共有・連携を行っています。
組織図
■教員の数
■各教員が有する学位及び業績
■各教員が担当する授業科目
■教員の養成に係る授業科目、授業の方法及び内容、年間の授業計画
■免許状取得状況、教員への就職状況
■教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組
  教職課程での学習がより効果的なものとなるように、本学では以下のような取組を通して、教育の質の向上を目指しています。
  全学の教職課程の運営を統括し、教職課程の現状に関する情報を一元化するために、教育実習等専門部会を組織しています。専門部会では、各教職課程の共通的なガイダンス、総合演習、介護等体験や教育実習、教職実践演習、教職に関する科目などの企画運営を行っています。また、それらのイベントのためのテキスト、ガイド、ノートなどを独自に編さんし、毎年それらの内容を見直しています。
  教職に関する科目に関しては、現在は平均で60名程度の履修者になるように開講数を確保し、一方向的な大人数講義とならないように配慮しています。また、複数の講師が担当する授業では、教員懇談会を開催し、情報共有や議論を通して、共通シラバスの改良やテキストの作成などに取り組んでいます。
  教育実習の成績不良者に対しては、担当教員(教育実習等専門部会長、専門部会委員等)による個別面談指導を行い、弱点の克服に向けた支援を行う制度を確立しています。またそれ以外にも、必要に応じ、各種実習、試験、レポート等提出物の中で気になる点がある学生については、教員に求められる知識・技能・態度が習得できているか、個別面談の実施など、きめ細かな指導を実施しています。なお、総合演習や教職実践演習等の現場での実習は、大学近隣の市及び教育委員会、各施設の協力のもとに実施していますが、実習中の学生の行動などについての各施設からのフィードバックも、指導内容の向上に役立てています。
在学生向け・教職課程情報(関連ページへリンク)

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