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国際交流・留学

グローバル連携担当理事・副学長挨拶

 近年、自由貿易圏の拡大やインターネットの普及などを背景としてグローバル化が急速に進行しています。その結果、国家間、企業間の競争が激化し国際連携を阻み、他方ではエネルギー、環境、食糧、さらには新型コロナウイルスの感染拡大といった、地球規模の諸課題が深刻化しています。

 このような状況では、学術研究や高等教育において大学が担う従来の国際交流に加え、地球規模の課題解決に資する緊密な大学間グローバル連携が、今後益々重要になるものと考えます。大学が推進する学術研究、教育、文化、芸術、医療に関わる諸活動は、競争を超越します。大学は、人類の福祉と世界平和のための強固な国際ネットワークを形成し、そのネットワークを基軸とした幅広いステークホルダーとのグローバル連携により、世界協調を推進し、社会課題解決を担わねばなりません。

 大阪大学が2016年に策定したOU(Osaka University)ビジョン2021-知の協奏と共創-では、「オープンコミュニティ」の実現、すなわち競争(competition)ではなく、共創(co-creation)によって、地域社会やグローバル社会と大学がイノベーションを創出し、社会が抱える諸課題を解決し、ひいては社会の心豊かな発展へ貢献することの重要性が記されています。

 大阪大学では現在、上記の理念の実現を目指して、大学の各部局と大学本部が協力して様々なグローバル連携事業を推進しています。その中でも大学本部が特に力を入れて主導している事業が、「グローバルナレッジパートナー」との組織間連携と「大阪大学ASEANキャンパス」における教育研究活動です。

 

グローバルナレッジパートナー

 現在、本学は130件以上の大学間学術交流協定を世界各国の大学等と締結しています。こうした実績をより強固な国際連携関係に発展させ、組織対組織のより実質的かつ包括的な連携事業を展開する海外の有力大学を、グローバルナレッジパートナーとして設定しています。パートナー大学との組織間連携により、世界最先端の卓越した研究拠点を形成し、そこで生み出される先進的な学術研究の成果を用いて、地球規模課題に挑戦します。

大阪大学ASEANキャンパス

 タイ、インドネシア、ベトナム、ブルネイをネットワークでつなぐ大阪大学ASEANキャンパスは、本学とASEAN諸国との間でこれまで培ってきた国際共同研究実績を基盤に、現地で大阪大学の教育研究を実施し、ASEAN地域が抱える諸課題の解決に資する研究の展開と人材の育成を行うためのものです。国際的な産官学民共創という新機軸により、3Q、つまりQuality of Life、Quality of Nature、Quality of Technologyを基本にした質の高い成長を支援します。

 

 また、世界各国・地域から留学生・研究者を受け入れ、多様な知と人材が交差し、卓越した研究成果の創出や、イノベーティブな人材の育成を実現するキャンパスを目指します。

 これらの活動を通して、本学は国際連合が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献していきたいと考えています。

 これからも大阪大学と海外機関とのグローバル連携を着実に推進していくにあたり、皆様のご理解とご支援をいただきながら職責を全うしていく所存です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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