修士課程・専門職学位課程の返還免除内定制度について
★ 令和7年度入学予定者向けの申請期間は終了しました。
概要
- 修士課程(博士前期課程を含む)及び専門職学位課程(以下、「修士課程等」という)の入学予定者を対象に、該当課程で貸与を受ける予定の第一種奨学金(「授業料後払い制度」を含む)の返還免除を内定する制度です。
- 修学に係る経済的不安を早期に解消し、進学へのインセンティブを高めることを目的としています。
〔参考〕修士課程・専門職課程の返還免除内定制度のご案内(日本学生支援機構)
注意事項
- 返還免除内定制度を利用するためには、返還免除内定制度への申請とは別に日本学生支援機構第一種奨学金(「授業料後払い制度」を含む。以下同様。)の申請を行うことが必要です。
返還免除内定制度の申請だけでは第一種奨学金を利用することはできません。
【第一種奨学金の申請について】
修士課程等の「入学前」に申請する「予約採用」
修士課程等の「入学後」に申請する「在学採用」
※「予約採用」で第一種奨学金を申請しない場合も返還免除内定制度への申請は可能ですが、修士課程等入学年度の「在学採用」で第一種奨学金の申請が必要です。 - 返還免除内定者の選考基準と奨学生の採用基準は異なるため、返還免除内定者となっても、第一種奨学金の奨学生として採用されない場合があります。
修士課程等への入学後6ヶ月以内に第一種奨学生に採用されなかった場合(第一種奨学金の申請を行わなかった場合を含む)は、返還免除の内定は無効となります。 - 返還免除内定者であっても自動的に返還は免除されません。
第一種奨学金の貸与終了年度に「特に優れた業績による返還免除」の申請を行うことで返還免除が確定します。
「特に優れた業績による返還免除」の申請を行わない場合は返還免除の内定は無効となります。
なお、返還免除額は「特に優れた業績による返還免除」の認定時に決定しますので、返還免除の内定時点では全額免除・一部免除のどちらに該当するかは未定です。
また、この制度による返還免除内定は進学予定として申告した大学院への入学後に最初に採用された第一種奨学金に適用されます。
大学院入学後に採用された第一種奨学金を満期終了前に辞退した場合は、辞退により貸与終了を迎えた月に貸与を受けた奨学金のみが、返還免除内定の対象となります。 - 返還免除内定者が、第一種奨学金の貸与中に適格認定基準における「廃止」「停止」「警告」に該当した場合は返還免除の内定は無効となります。
- 大阪大学大学院の修士課程等に入学を予定していない場合は申請できません。
また、複数の研究科へ入学予定とした申請を行うことはできません。(申請は1人につき1つの大学・研究科へ1回のみ可能です。)
(申請できない例)
・ 大阪大学の工学研究科と情報科学研究科に入学予定として複数回申請する
・ 大阪大学の工学研究科と他大学の工学研究科に入学予定として複数回申請する - 返還免除内定制度を申請できるのは修士課程等の入学前のみです。
なお、返還免除内定制度に申請しなかった場合や内定者に選ばれなかった場合でも、第一種奨学金の貸与終了年度に「特に優れた業績による返還免除」の申請が可能です。
対象者(令和7年度入学予定者)
以下の①~③を全て満たす者
①本制度申請時において以下の【A】又は【B】に該当する者
【A】「高等教育の修学支援新制度」の支援区分が「第I区分」「第II区分」「第III区分」「第IV区分」のいずれかに該当し、かつ、収入・所得基準(支給額算定基準額)非該当による「停止中」でない者 又は 2019年度以前に採用された日本学生支援機構の給付奨学金を受給中の者
【B】「高等教育の修学支援新制度」は利用していないが、申請者(入学予定者)本人と生計維持者(父母がいる場合は原則として父母の両方)の全員について住民税所得割額が非課税である世帯の者
②本制度申請時において本学大学院の下記に示す研究科における令和7年度修士課程等入学者選抜に合格している者又は出願を受理(受験番号が通知)されている者
※5年一貫制博士課程(生命機能研究科)への入学予定者はこの制度の対象外です。
【修士課程】
医学系研究科 医科学専攻
【博士前期課程】
人文学研究科 人間科学研究科
法学研究科 経済学研究科
理学研究科 医学系研究科 保健学専攻
薬学研究科 工学研究科
基礎工学研究科 国際公共政策研究科
情報科学研究科 連合小児発達学研究科
【専門職学位課程】
高等司法研究科
③進学目的と研究計画から、将来、上記②での研究分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を備えて活動することができると認められる者
申請方法
【申請期限】
令和6年10月21日(月)16時30分 (終了しました)
※「スカラネットへの申請登録」と「書類提出」の両方を完了する期限です(下記申請手続き参照)
【申請手続き】
以下について遺漏なく手続きを行ってください。
- 「返還免除内定制度申請書(以下、「申請書」という)」、「返還免除内定制度スカラネット入力下書き用紙(以下、「下書き用紙」という)」、「郵送用宛名貼付用紙」をダウンロードし、A4サイズで印刷する。
→ 一括ダウンロードはこちら(ダウンロード期限 2024/10/21 16:30 ※終了しました) - 「申請書」に必要事項を記入し、提出が必要になる証明書類を用意する。
※「スカラネット受付番号」欄は下記4の完了後に記入してください。
※提出書類の「レターパックライト」は、令和7年2月下旬以降に本学から本制度の認定結果通知を送付する際に使用しますので、必ず未使用のものを用意してください。
「レターパックライト」の「郵便番号」欄と「お届け先(To)」欄には令和7年2月下旬以降に郵送物の受取が可能な宛先を記入してください。
令和7年2月下旬以降の居住地が未定の場合は、郵便物を確実に受け取ることができる住所(転居の予定がない実家など)を記入してください。 - 「下書き用紙」に必要事項を記入する。
- 日本学生支援機構の申請用サイト「スカラネット」にアクセスし、「下書き用紙」に記入した内容を登録する。
≪注意≫
スカラネット受付時に表示される「受付番号」を必ず①「申請書」、②「下書き用紙」、③「郵送用宛名貼付用紙」の3つ全てに記入する。 - 「申請書」、「証明書類」、「レターパックライト」を角型2号の封筒に入れ、封筒の表に「郵送用宛名貼付用紙」を貼って下記の提出先へ提出する。
【書類提出先】
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-10 大阪大学豊中学生センター 奨学金担当
≪注意≫
※郵送の場合は特定記録・速達郵便をご利用ください。
なお、申請期限後に提出先へ到着した書類については、令和6年10月21日以前の消印のもののみ受付します。
※豊中学生センター窓口へ持込提出する場合は、土日祝日を除く平日の8時30分から17時00分(上記「申請期限」の日は16時30分)までの時間内のみ受付します。
持込提出する場合は切手の貼付は不要です。
吹田及び箕面キャンパスでは提出できません。
【個人情報の取り扱いについて】
申請時にご提供いただいた情報は、日本学生支援機構奨学金に関する業務のみに利用し、 大阪大学プライバシーポリシー に則り適切に管理します。
選考方法
- 上記の対象者の要件を満たしていることを大阪大学で確認します。
- 各研究科において当該研究科入学予定の申請者の中から本学全体での選考となる候補者を選考します。
- 本学全体での選考で返還免除内定候補者を決定し、日本学生支援機構へ推薦します。
- 日本学生支援機構が最終審査を行い、返還免除内定者を決定します。
認定結果の通知
申請時に提出する「レターパックライト」を使用して令和7年2月下旬以降に認定結果通知を送付します。
※個々人の認定結果についての照会には応じられません。
※提出した「レターパックライト」の「お届け先(To)」に記載した住所について、認定結果通知を受け取る前に変更が生じた場合は下記の問合せフォームからご連絡ください。
※日本学生支援機構での審査により認定結果の確定が修士課程等入学後(令和7年7月下旬以降)となる場合があります。
※認定結果通知を受け取るまでは「スカラネット受付番号」を必ず保管しておいてください。
お問合せ
「 返還免除希望者からの問合せ 」フォームからお問い合わせください。