特に優れた業績による返還免除について

概要

平成16年度以降の大学院第一種奨学金採用者で、在籍課程での奨学金貸与中に特に優れた業績をあげた者として日本学生支援機構(以下、「機構」という)が認定した学生に対して、奨学金の一部または全部の返還が免除される制度です。(詳しくは、貸与終了年度の「返還のてびき」を参照してください。)

※特に優れた業績による返還免除の申請を予定している方も、返還誓約書は必ず提出しなければなりません。

返還免除を願い出る前に

◆貸与終了者の手続き(リレー口座への加入等)は全て行ってください。

・3月に貸与期間が満期終了となる方については、本学から11月上旬頃までに返還に関する書類(リレー口座加入申込用紙等)を郵送します。返還免除申請前に必ずリレー口座の加入手続きを行ってください。
手続きを行っていない場合、返還免除候補者に推薦されませんのでご注意ください。

・上記の満期終了者以外で「辞退」等で貸与終了する方については、貸与終了月の翌月以降に本学から返還に関する書類(リレー口座加入申込用紙等)を郵送します。郵送された書類に記載の期限までに 必ずリレー口座の加入手続きを行ってください。

◆認定結果通知(例年7月下旬頃までに通知)の前に奨学金返還期日(貸与終了月から7か月後)が到来する場合、以下の返還猶予に申請してください。

・大阪大学在籍中の場合:在学猶予の手続き

・既に大阪大学を離籍済の場合:奨学金返還期限猶予願を豊中学生センター奨学金担当まで提出してください。

◆奨学金を「辞退」する場合、学生センターへ「異動願(届)」を提出する必要があります。

こちらのページを確認のうえ、最終入金希望月の2か月前までに手続きしてください。

※「異動願(届)」提出は、「特に優れた業績による返還免除」申請手続きではありません。
  別途、「特に優れた業績による返還免除」の申請手続きが必要ですので注意してください。

※機構が定める 「博士課程の業績評価に関するガイドライン(参照:機構ウェブサイト)」の(4)に該当する「辞退」は下記に限定されます。
 ○「日本学術振興会の特別研究員またはこれと同等な民間財団等が公募している競争的資金(以下、「特別研究員等」という)」に採用された月の「前月」を第一種奨学金の貸与期間の終期として辞退した場合
  〔例〕2023年4月に特別研究員等に採用となるため、第一種奨学金を2023年3月を終期として辞退した。
 ≪注意≫ 特別研究員等の採用後も第一種奨学金の貸与を継続していた場合は「博士課程の業績評価に関するガイドライン」(4)に該当しません。
     また、特別研究員等採用の前々月以前を終期として第一種奨学金を辞退した場合も同ガイドライン(4)に該当しません。

◆認定結果(全額免除、半額免除または不許可)が判明するまでは繰上返還を行わないでください。

「特に優れた業績による返還免除」を申請する第一種奨学金については、返還免除認定結果が分かる前に奨学生または連帯保証人や保証人等から全額または一部繰上返還を行わないように注意してください。


返還免除の申請について

○令和5年度「特に優れた業績による返還免除」の申請について (令和6年1月10日更新)

◆申請資格 (令和5年度)

令和5年4月1日から令和6年3月31日の間に満期、辞退、退学、廃止により第一種奨学金の貸与が終了する(した)大学院奨学生

※上記の該当者は令和5年度「特に優れた業績による返還免除」に限り申請資格があります。

※上記の該当者のうち、博士課程(生命機能研究科の博士前期課程相当年次を除く)及び博士後期課程の奨学生は「博士課程の業績評価に関するガイドライン(参照:機構ウェブサイト)」の定める要件に該当する必要があります。
なお、同ガイドラインの要件に該当する場合も「特に優れた業績による返還免除」の申請手続きは必要です。
また、 所属研究科、大阪大学全体及び日本学生支援機構での審査・選考により返還免除の対象とならないことがあります。

※ 令和5年度以降に博士(後期)課程及び博士医・歯・薬学課程において第一種奨学金に採用された方で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」又は「次世代研究者挑戦的研究プログラム」(以下、「フェローシップ事業等」という。)の支援を受けている(または、支援を受けることが決定している)場合は、「特に優れた業績による返還免除」に申請することはできません。
 ただし、令和5年度以降に採用された第一種奨学生であっても、令和5年度内に5年一貫制博士課程の修士課程相当(生命機能研究科の場合は1~2年生)までで第一種奨学金を辞退した方については、博士課程相当(生命機能研究科の場合は3~5年生)でフェローシップ事業等の支援を受ける受けないにかかわらず、修士課程相当分で受けた第一種奨学金について「特に優れた業績による返還免除」を申請することが可能です。
 なお、令和4年度以前に第一種奨学生として採用された方は、フェローシップ事業等の支援を受ける場合でも「特に優れた業績による返還免除」の申請が可能です。


◆申請方法

各研究科で申請期間等が異なります。
所属している研究科の指示に従って、申請期間内に必要手続きを行ってください。
締切後は申請資格を失いますのでご注意ください。

※申請に関する各研究科へのお問い合わせ先はこちら

※申請資格・方法等についてのよくある質問をまとめた「Q&A」は こちら

学内選考と認定結果について

申請者は所属研究科内で選考された後、学内選考を経て、「特に優れた業績による返還免除」候補者となった場合、機構へ推薦されます。

機構は業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て、候補者の中から返還免除対象者を認定します。

認定結果は7月下旬頃までに、各申請者へ通知されます。

※個々人の認定結果についての照会には応じられません。

問い合わせ先

豊中学生センター奨学金担当 (Eメール作成はこちらから)

share !