大阪大学オリジナルウイスキー完成記念イベントを開催しました

3月19日（木）、 大阪大学ウイスキーの完成を記念するイベント が大阪大学中之島センターで開催され、卒業生ら約200人が参加しました。

本学超域学生の企画による「 大阪大学オリジナルウイスキー『光吹-MIBUKI-』（みぶき） 」の開発プロジェクトは、産学連携による人材育成の取り組みとして、サントリースピリッツ株式会社のご協力のもと、昨年6月から進められてきました。

この日のイベントでは、ミニレクチャーやトークを通じて、阪大とジャパニーズウイスキーの「レジェンドたち」との深いかかわりや開発プロジェクトの経過などを紹介しました。

ゲストスピーカーの嶋谷幸雄・元サントリー取締役（阪大工学部発酵工学科卒）から、「ウイスキーでは阪大が掲げる『調和ある多様性』が実現しています」との話がありました。また、チーム員の学生らによるプロジェクト報告では、「阪大11学部の学生をイメージして厳選された11種の原酒を、学生数構成比に応じてブレンドした」との秘話も披露されました。

締めくくりは、完成したてのウイスキーの試飲。参加者は香りと味のハーモニーを楽しみ、学生たちが製品に込めた「願い」に思いを馳せました。

関連リンク： 「マッサン」と大阪大学～阪大NOW1月号から

阪大総合学術博物館の松永和浩特任講師によるミニレクチャー	当時を語る元サントリ―山崎蒸留所工場長の嶋谷幸雄さん
サントリースピリッツ（株）ウイスキーブランド部の中谷貴昭氏によるテイスティング解説	「光吹」の構成原酒（11学部の学生をイメージして厳選）
いよいよ試飲（左：嶋谷さん、中央：平野俊夫総長、右：東島清理事・副学長）	左：松永特任講師、右：大竹文雄理事・副学長
超域学生の奥野輔さん（基礎工学研究科博士前期課程1年）	左：超域学生の立石和博さん（医学系研究科博士後期課程2年）