OUICP(先端産業バイオテクノロジー)参加学生メッセージ
Pakawadee Mahapromさん※2023-2024にOUICP/先端産業バイオテクノロジーに参加。所属大学:マヒドン大学
Q1. OUICPに参加したきっかけを教えてください
海外留学に興味があり、奨学金のある短期留学プログラムを探していた際、マヒドン大学理学研究科のウェブサイトで情報を見つけました。2~3カ月の日本留学(ラボワーク)を体験できることや、オンラインで専門的な講義が受けられることに魅力を感じたため、すぐに指導教員に相談し、推薦書を書いてもらいました。
Q2. OUICPで学んだことを教えてください
日本留学中に配属された薬学研究科の荒井研究室には、マヒドン大学の設備と比較してさまざまな最先端の設備があり、関心のあった実験に挑戦することができました。特に、特定の物質や細胞、化合物を他の成分から分離して純粋な状態で取り出すプロセス「アイソレーション(Isolation)」のスキルを学べたことは、研究プロジェクトに大きく貢献すると思います。また、荒井教授はとても親切で、きめ細かな指導で研究のゴールまで導いてくださいました。研究室の先輩学生や他の留学生も研究に関してアドバイスをくれるなど、とても友好的で親切でした。
Q3. 今後の進路について教えてください。
大阪大学での博士課程進学を検討しています。将来のキャリアについてじっくり考えた上で決断したいと思っています。日本留学中に大阪大学で参加したOUICP学生向けのキャリア相談会が、この進路を考えるきっかけを与えてくれました。
Q4. 大阪大学で学ぶことを考えている学生へのメッセージ
大阪大学の研究室では最新の実験器具を使用し、貴重なデータを得られる可能性があります。また、2か月間の日本留学で日本文化を体験することは非常に楽しいですが、日本語が全く話せないと生活に不自由を感じることもあるかもしれません。しかし、指導教授や研究室の日本人学生、他の国からの留学生とネットワークを築ける機会があるため、そうした仲間に支えられて充実した生活を送れると思います。