豊中キャンパスの整備事例
目次
豊中共創棟B 新増築
令和6年度新増築 R+S7 5,047㎡
本施設は、交流と学びを共創する場として設計されています。1階にはカフェスペースを整備し、気軽に利用できる空間を提供。1・2階をつなぐレセプションステップ(大階段)では、多様な活動を支援します。3階以上は最先端の研究を推進するオープンラボとし、柔軟な発想と研究を育む環境を整えています。
D3センター豊中教育研究棟水辺ラウンジ他 改修
令和6年度改修 527㎡
高度情報専門人材の確保に向けた機能強化として、学習スペース等を整備しました。建物入口付近にあった事務室を雰囲気の良いラーニングコモンズに改修し、事務室を利用率の低かった学習ラウンジに近接させる事で建物奥まで自然と学生が流れ、誘導する事が可能となるため、ラウンジの利用率が高まる事を期待しています。整備したスペースは、学生が多様な情報に触れ、クリエイティブなアイデアを具現化できるように計画しています。
全学教育講義C棟(トイレ改修)
令和6年度改修 269㎡
全学共通教育の施設として多くの学生や受験生が利用するトイレであるものの老朽化が顕著だったため、老朽化の改善、利便性の向上を目的として整備しました。誰もが明るく快適に利用できる空間としてパウダーコーナーの設置や個室の機能強化を行いました。また、フィッテングボードを設置したオールジェンダートイレ(多目的トイレ)を各階に整備し、利用者の多様性や着替え場所を必要とする学生の要望に配慮した計画としています。
同位体科学棟 新増築(改築)
令和4年度新増築(改築) R3-1 1,876㎡
本施設は分散配置されたRI関連施設の機能を一棟に集約化し、機能向上や新しい 科学の展開が期待される施設として整備されました。外観について、外部へのメイ ンの顔となる南面はバルコニーや壁面をブロックに分けて凹凸を構成し、様々な分 野(ブロック)を再構築することを具現化したデザインとしています。
言語文化B棟 改修
平成31年度改修 R4 3,650㎡
言語文化研究科言語文化専攻は7講座を有し、国際社会を構成する諸地域・諸国民の伝統や文化の相互接触や変容、これらの伝統や文化間の相違をこえて有効なコミュニケーションを成立させる言語や記号のメカニズムの解析、その運用と基礎的な言語理論の開発、自然言語の機械処理やその基礎となる数理モデルや文法理論を中心とした言語工学的な情報処理、国際的な情報社会における言語文化情報の開発などの研究と教育を行っている施設です。耐震性能が低く、老朽化が著しかったためリニューアル工事を実施しました。内部改修においては目立ちにくい位置に耐震補強ブレースを配置し、室用途を整理集約化し、より使い勝手の良い施設となるよう計画しました。また、外部においては隣接建物の相次ぐ整備により煩雑になっていた外構を明確なゾーン分けにより整備しました。
基礎理学プロジェクト研究センター 新増築
平成29年度新増築 R5 3,112㎡
理学研究科の基礎研究をプロジェクト研究へと発展させる研究棟の改築。南部陽一郎博士の精神を投影した最先端研究に相応しいデザイン。
総合図書館 改修
平成26年度改修 R5-1,R1,R2,R3 15,525㎡
本建物は、改修前のデザインを踏襲しながら機能改修及び耐震補強を実施しました。 本学最大の図書館として、多彩なスペースと多様で豊富な資料を収容し、教育研究全般を支え、学生が自ら知を切り拓いていくことを支援しています。2階には多くの学生が集まる場所としてラーニング・コモンズを拡充し活発に利用されています。また、3階に貴重コレクション室が完成し、総合図書館で所蔵する貴重な資料の数々(懐徳堂資料を除く)が一堂に集まっています。
総合図書館自動書庫棟 新増築
平成26年度新増築 R1-1 783㎡
本建物は、総合図書館南側に学術情報資料の収容力強化を図るため、整備されました。 周辺環境との調和を保ちつつ、外壁に凹凸をつけながら、部分的に内部の自動書架が覗き見できるように窓を配置した個性的なデザインを採用しています。 本建物の整備により、本学の学習教育研究に相応しい蔵書の配置計画に沿った資料再配置が可能となり、資料の集約化と再配置により本学所蔵の学術情報資料が全学で有益に共同利用できるようになりました。
文理融合型研究棟 新増築
平成25年度新増築 S7 7,374㎡
本建物はリノベーションセンター、国際人材育成教育拠点や未来戦略機構が入居するとともに、オープンラボとして利用されるなど文系・理系の融合を目指した複合教育研究施設です。
理学研究科と基礎工学研究科の間に位置し、文系ゾーンの基壇や外壁の色調等のモチーフを導入することで「文理融合」のデザインを表現しました。
まちかね保育園 新増築
平成24年度新増築 W1 659 ㎡
大阪大学では、大学内及び近隣地域において広く男女共同参画社会の形成に寄与することを目指しており、まちかね保育園は、その取り組みの1つとして、豊中キャンパスにおいて初めて整備された保育施設です。
集成材を利用した木造の保育園で、天井高が高い、フレキシブルなオープンスペースとしてのホールがあり、そのホールを中心とした三つ又状に異なる環境に向けた開口を向けた明快なプランニングです。