「I’m 阪大生」ってなに!?
- 阪大ってどうなの?ズバリなんで阪大なん!?
- 素朴にそう思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。阪大の魅力を知るには、現役阪大生に直接聞いてみるのが一番。
ワタシがこれまでに出会った阪大生は、どの学生さんも皆個性派ぞろい。研究やクラブ活動など、
日常生活から将来の目標まで彼らの「オモロい」阪大キャンパスライフについて、色々聞いてみましょう!
(※所属・学年は取材当時のものです)
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- 小学生の頃から夢は国際公務員!
社会人を経て
国際開発の分野を学ぶため
大学院に進学したい。 -
室 麻里奈さん
外国語学部 2年生 / 名古屋市立菊里高校出身
ズバリなぜ阪大を選んだのですか?本当のところの理由を教えてください。
私は、もともと発展途上国に興味がありました。高校生になるまでは漠然と、発展途上国といえばアフリカかな…と思っていたのですが、高校生の時にマララ=ユスフザイさんのニュースをきっかけに中東にものすごく興味を抱き、中東地域のことをもっと知りたい、と思うようになりました。そこで、中東のことを知るにはまずは言葉からでしょ!と考えたので、志望校は東京外大か大阪大学の外国語学部になりました。最終的には、世界史が嫌いだったのと、関西に住みたかったのとで、阪大にすることに決めました。また、阪大のほうがアフリカの言語の研究が進んでいるということも理由の一つでした。
現在は、どんな研究をされていますか?
今は、専攻語ではペルシア語の読み書き、文法事項の習得が主です。ペルシア語の民話を読んだり、テキストを読んだりしています。専攻語以外では、もともとやりたかったアラビア語の勉強をしています。文字は似ていても文法や読み方が違うので頭の中がぐちゃぐちゃになります(笑)。
そのほかにも、阪大の外語ならではの、シリア語、コンゴ語、ハウサ語の授業も受講しています。コンゴ語の授業では、陽気なコンゴ人の先生がスピーキング中心の授業をしてくださるのでとても楽しいです。
言語以外にもイスラーム地域の文化の授業でイスラーム地域のことを勉強しています。イスラームの本をたくさん読むようになりました。
本サイトのコンセプトが「OMOROI HANDAI」なので、キャンパスライフや研究などで、最近一番「オモロい!」と思っていることを教えてください!
勉学の面では、第二外国語でとっているアラビア語がオモロイ!です。アラビア語専攻の学生さんたちが使っているテキストを自分で取り寄せたので、サークル活動がひと段落したら授業以外でも自主的に勉強したいと思っています。
サークル活動では、千人超の規模の企画の総合責任者をしています。普通の学生団体では経験できないようなことをたくさんさせていただき、体力的にきついときもありますが、すべての経験が自分を成長させてくれると信じて頑張っています。
進学や研究内容、キャリアなど将来の目標を教えてください。
何かしらのかたちで、現在学んでいることを役立たせたいです。そのため、外務省の専門職や、中東圏での取引のある商社などを考えています。
ですが、自分の中での最終目標は、小学生のころからの夢である国際公務員なので、就職して社会人になってから、国際開発の分野の研究をしに大学院に進学したいと思っています。
大阪の街について、どのような印象を持っていますか。好きなところや逆に苦手なことなどがあれば教えてください。
祖父母が昔大阪に住んでいたということもあり、大阪の街に親しみがありました。 なので、大阪が好きです。特に、“THE大阪”といわれる、難波・心斎橋筋の商店街が大好きです。お笑いにはまったく興味がないので、お笑いを見に行ったことはありませんが、服や靴を買いに難波・心斎橋筋にはよく行きます。また、アメリカ村も好きでよく行きます。
生活でよく使う石橋周辺のスーパーには阪大生割引をしてくれるところがあり、住みやすくていい街だと思います。
最近読んで面白かった本を教えてください。また座右の書があれば併せて教えてください。
日本の若手の社会学者である、古市憲寿さんの著書が好きです。 特におすすめは、現代の日本の若者について論じた『絶望の国の幸福な若者たち』という著作です。現代の日本の若者は消費しないし不景気だしかわいそうだ、という大人たちの考え方は本当なのか、ということについて若者目線で研究しています。
また、同じ著者の『希望難民ご一行様~ピースボートと「承認の共同体」幻想』という、若者に人気の世界一周旅行船のピースボートに実際に乗ってみた時の体験談、そこから考察される若者のコミュニティについてをまとめた本も面白いです。
ですが、自分の意見を持つことはたいせつだと思うので、全部を肯定的に読むのではなく、批判的な視点から読むこともたいせつだと思います。
最後に受験生に一言お願いします。
大阪大学には、自分を成長させてくれる環境が整っています。私は、これからの大学生活でも、フットワークを軽くして色々な事に取り組み、自分の経験値を高め人間的に成長していきたいと考えています。
受験生、高校生のみなさんは、自分が大学生になった姿は想像しにくいと思います。想像する必要はないと思います。受験生、高校生にしかできないことをやって、自分の経験値を高めてください。そうすることで入学後に、より、大阪大学の環境を生かせるのではないでしょうか。
1日のスケジュール
- 4月
- 8月
- 9月
- 10月
- 2月
- 3月
7:00
- 朝食
- 一回生のころは学生会館に住んでいたので、食堂で朝食を食べていました。
8:30
- 学校に到着
- 授業に遅刻しないように早めに学校に行っていました。
11:30
- 昼ごはんと、宿題
- 二限がないときは早めに食堂でご飯を食べて、食べ終わったら図書館で宿題をやっていました。
17:30
- サークルの新歓に参加
- ご飯をおごってくれるサークル目当てで、ちょくちょく参加していました。
22:00
- 帰宅
- 疲れてゆっくりしてお風呂に入る。
24:00
- 就寝
- 新学期はけっこう疲れがたまります。
7:30
- 起床
10:00
- 図書館でテスト勉強
- 次のテスト勉強をします。
13:00
- 専攻語のテスト
- 外国語学部は専攻語の単位を一つでも落とすと留年なのでしっかりと試験対策をして試験に臨みます。
18:00
- 図書館でテスト勉強
- 閉館まで、図書館にこもって次のテストの勉強をします。
22:00
- 帰宅
22:30
- 夕食
- 帰宅が遅いので遅めの夕食を取ります。
7:30
- 起床
8:30
- 小学校へ
- 教職の総合演習で小学校へ行きます。元気な小学生に圧倒されながら、ボランティアをします。
12:30
- 帰宅
- 疲れて一時間仮眠。
14:00
- 遅めの昼食
- おやつのようなお昼ご飯を軽く取ります。
15:00
- 夏の宿題をやる
- 専攻語で出された夏の宿題をやります。
17:30
- 家庭教師のアルバイト
- 中三の女の子を担当していました。
20:00
- 夕食
23:00
- 就寝
- 翌日の総合演習に備えて早く寝ます。
7:00
- 起床
8:30
- 学校へ
10:30
- 楽器の練習
- まちかね祭に備えて、楽器の練習をします。
13:00
- 授業
18:00
- 楽器の練習
- 夏休みが忙しくてあまり練習に参加できなかったので、空きコマ、授業後も練習していました。
21:00
- 帰宅してから夕食
22:00
- 宿題
- 専攻語の宿題をします。
24:00
- 就寝
7:00
- 起床
8:50
- なんとか授業に間に合う
- 寒くなってきて、朝早起きするのがきつくなってきます(笑)。
12:00
- 早めに食べて、残り時間はテスト勉強
- 期末試験も近くなってきたので、テスト勉強をします。
16:20
- 会議
- サークル前に、どのように会議を回すのか話し合います。
18:00
- サークル
- 新入生歓迎企画の会議など様々なことを話し合います。
23:30
- 帰宅
- サークルがこの時期は、特に遅くまであるので、帰宅は遅めです。
1:30
- 就寝
9:00
- 起床
- テストも終わったので、遅めの起床です。
10:00
- サークルの新歓イベント
- 午前の部です。
14:00
- サークルの新歓イベント
- 午後の部です。
18:00
- 後片付け
- 参加してくれた新入生が楽しそうで何よりでした。
19:00
- バイト
- このころから、料亭でバイトを始めました。自分で着付けができるようになりました。
24:00
- 帰宅
- 慣れない飲食業に疲れ果てます。
01:30
- 就寝
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