文書館設置準備室の設置

 4月号の役員室だよりで、次期中期計画が始まる平成22年度に文書館を開設することを目指して、今年度中に文書館設置準備室を設置することについてお知らせしましたが、7月1日付けで同準備室が設置されました。
 場所は、基礎工学部の前の「サイバーメディアセンター・豊中教育実習棟」内で、3 階の教員室(2室)を借用させていただきスタートすることになりました。
 文書館設置準備室の設置目的と業務内容については、下記の設置要項に書かれているとおりです。
 なお、初代室長については、総長指名により経済学研究科の阿部武司教授が就任されました。また、専任の講師については、10月1日からの採用予定で現在選考中です。
 この準備室では、今後、「阪大100 年史」に向けての編纂準備などのため、事務局及び各部局保存の法人文書や研究室等で保存されている本学の歴史に関する貴重文書などについて、調査・収集な どの活動を開始していくこととなりますので、各部局等のご協力をよろしくお願いします。

大阪大学文書館設置準備室設置要項

(設置)
第1 大阪大学に、大阪大学の歴史に関する文書(法人文書を含む。以下同じ。)の収集、整理、保存及び公開を目的とする文書館の設置準備を行うため、大阪大学文書館設置準備室(以下「準備室」という。)を置く。

(業務)
第2 準備室は、次の各号に掲げる業務を行う。
一 大阪大学の歴史に関する文書の収集、整理及び保存に関すること。
二 大阪大学の歴史に関する文書の調査に関すること。
三 その他文書館の設置準備に必要な事項

(室長)
第3 準備室に、室長を置く。
2 室長は、本学の教員のうちから総長が指名する者をもって充てる。
3 室長は、準備室の業務を統括する。
4 室長の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。

(専任教員等)
第4 準備室に専任教員として講師1 人を置く。
2 専任教員は、室長の命に従い、準備室の業務に従事する。
3 第1項に定めるもののほか、準備室に、必要な職員を置くことができる。

(事務)
第5 準備室に関する事務は、事務局関係部課及び関係部局事務部の協力を得て、総務部企画推進課で行う。

(雑則)
第6 この要項に定めるもののほか、準備室に関し必要な事項は、総長が別に定める。

附 則
この要項は、平成18年7月1日から施行する。

『阪大NOW』No.91(2006年8月、10頁)より

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