【終了しました】大阪大学社学共創連続セミナー 第4回「地域の記録を守り伝えるー公文書館の課題と未来」のご案内(2019.3.18)

公文書館(アーカイブズ)とは、その名の通り公文書を保管し、公開する機関・施設のことを指します。 地方公共団体が保有する公文書は、情報公開条例や個人情報保護条例によって閲覧することができますが、公文書は定められた保存期間が過ぎると廃棄されてしまいます。 そこで、保存期間満了後も重要なものを特定歴史公文書として保存する公文書館が、後の閲覧・検証を可能にするための重要な役割を担っています。 また、民間所蔵の歴史文書をよい状態で保存することも公文書館の重要な役割です。 本セミナーは、ゲストに国立公文書館の伊藤一晴公文書専門官、九州大学附属図書館記録資料館の三輪宗弘教授、中京大学法学部の矢切努准教授を迎え、アーキビスト職務基準、保存文書選別など、地方公共団体の公文書保存の現状と課題を討論し、大学と地方公共団体、公文書館の共創によって社会に何をもたらすことができるか、その可能性を探ります。

【日 時】2019年3月18日(月) 14時~17時
【会 場】大阪大学会館21世紀懐徳堂スタジオ
【定 員】50名(申込先着順)
【主 催】大阪大学共創機構社学共創本部
【企画/制作】大阪大学アーカイブズ、大阪大学21世紀懐徳堂

プログラム

14:00 開会の挨拶 永田 靖(大阪大学副学長・社学共創本部長)

14:05 基調講演
 伊藤一晴 「アーキビストの職務基準書」の作成経緯と概要
 三輪宗弘 何を残すべきなのか−熊本県公文書への私のチャレンジと日本への提言
 矢切 努 地方公共団体における公文書館の現状と課題−公文書館専門職の経験を通じて

15:45 休憩

16:00 パネルディスカッション「地方公共団体の公文書保存は、今」
登壇者:
 伊藤一晴(国立公文書館 公文書専門官)
 三輪宗弘(九州大学附属図書館付設記録資料館 教授)
 矢切 努(中京大学法学部 准教授)
 コーディネーター:
 高橋明男(大阪大学アーカイブズ 室長、法学研究科 教授)

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