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【ノーベル日記Day3】ノーベルウィークが開幕しました!
2025.12.6 Sat
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【ノーベル日記Day3】ノーベルウィークが開幕しました!

ノーベルウィークの公式行事が、本日12月6日から本格的に始まりました。

午前中、坂口特別栄誉教授はノーベル博物館で開催された受賞者の懇談会(Get Together)に出席しました。これは、ノーベルウィークの最初の公式行事で、各賞の受賞者が一堂に会し、親睦を深めるためのものです。

この博物館では、受賞者が自身の研究ゆかりの記念品を寄贈し、館内のビストロ「Bistro Nobel」の椅子の裏にサインを残すことが恒例となっています。

坂口先生も、記念品として、『はたらく細胞』の作者である清水茜先生にご協力いただき、清水茜先生サイン入りの「はたらく細胞」制御性T細胞のイラスト色紙、「はたらく細胞」コミックス第5巻(英語版)、「はたらく細胞 人体の不思議図鑑」のセット、そして2匹のネズミの置物を寄贈しました。2匹のネズミは、坂口先生のお母様が作られた陶器製のものと、妻の教子さんの私物。これまで2人で支え合って研究を進められてきたご夫妻同様、2匹仲良く博物館にいて欲しいという思いから寄贈を決めたものです。

そして、歴代受賞者が名を連ねる椅子の裏に、サインを記し、歴史にその名を刻みました。

ノーベル博物館を出た後は、現地の方にサインを求められ、気軽に応じる場面もありました。

午後からは、ノーベル生理学・医学賞の選考委員会があるカロリンスカ研究所にて、記者会見が行われました。

世界各国のメディアから集まった記者を前に、坂口先生は共同受賞者のMary E. Brunkow氏、Frederick J. Ramsdell氏と共に登壇しました。

記者会見後、坂口先生はそのまま、翌日に行われるノーベル・レクチャー(受賞記念講演)のリハーサルに臨みました。

その後、ヴァルデマーシュウッデ美術館にて、共同受賞者とともにディナーを楽しみました。


ノーベル博物館に到着した坂口先生


サインに応じる坂口先生


Clément Morin © Nobel Prize Outreach, photo: Clément Morin


坂口先生がノーベル博物館に寄贈した「はたらく細胞」セット

【ノーベル日記】はノーベルウィーク期間中とその前後の坂口先生の様子をお届けいたします。全ての記事は こちら からご覧いただくことができます。今後の更新もお楽しみに!


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