大阪大学発ユニコーン輩出へ　シリコンバレーに連携拠点！～世界的アクセラレーターBerkeley SkyDeckの支援で加速～

大阪大学は、大阪大学ベンチャーキャピタル㈱（OUVC）とともに、米国シリコンバレーに大学発スタートアップ創出の連携拠点を開設しました。

現地ベンチャーキャピタルとの連携を強化し、現地で起業する学生・研究者を育成します。このため、OUVCは、６月1日、カリフォルニア大学バークレー校（UC Berkeley）発の世界的なスタートアップ アクセラレーター「Berkeley SkyDeck」と、2023年11月からの「Innovation Partners Program」にOUVCの投資先・投資候補先となる大阪大学発スタートアップ（もしくは起業を計画するチーム）を派遣するパートナー契約を締結しました。

同団体は、大学発を中心としたディープテックスタートアップに対して世界有数の支援プログラムを提供しています。これまで同プログラムは、ユニコーン企業へと成長を遂げたものを含む世界で注目を集める数々のテクノロジースタートアップを輩出しており、日本の国立大学及びその関連会社との提携は初めてとなります。すでに11月からのプログラムに派遣するスタートアップの選定が進んでおり、8月には最終候補を決定する予定です。

アクセラレーターとは、スタートアップに対しメンター（助言）機能や８週間程度の研修プログラムを提供するなどの支援を行うもので、スタートアップの急成長や成功には欠かせない存在です。

今後、同団体が提供するプログラムを、大阪大学発スタートアップや、その候補となる大阪大学の研究者、学生らが受講し、現地でのスタートアップを創出し、グローバルに競争力を持ったスタートアップへと育成していきます。

なお、上記の拠点開設、契約締結においてはJETRO（日本貿易振興機構）大阪本部、サンフランシスコ事務所より多大なサポートを頂きました。今後の活動も同機構と協力して進めてまいります。

この取組の詳細については、「大阪大学が、社会課題と向き合い、社会と対話する」をコンセプトに、大阪大学の最新の取り組みを発信する新Webメディア『Dialogue』に掲載していますので、ぜひご覧ください。

※『Dialogue』#3「世界を視野に。大阪大学発ユニコーン誕生への布石　シリコンバレーの戦略的活用」はこちら