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第8回日中学長会議で平野俊夫総長が基調講演
2013.11.8 Fri
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第8回日中学長会議で平野俊夫総長が基調講演

2013年10月31日から11月1日にかけて中国・厦門大学で開催された第8回日中学長会議に、大阪大学から、平野俊夫総長、岡村康行理事・副学長らが出席しました。

この会議は、日中両国の高等教育の交流の場を提供することにより、学術交流及び学生交流等の促進に資するのみならず、共通の課題に対する意見交換等を通じて両国の高等教育連携の新しい在り方を模索するためのもので、2000年10月に東京で第1回会議が開催され、第8回会議となる今回は、中国・厦門で「日中提携による世界一流大学構築の可能性と方法」をテーマに、両国の学長及び副学長を中心に130名を超える参加者が出席し、開催されました。

会議では、朱崇実厦門大学学長の歓迎挨拶に続き、劉宝利中華人民共和国教育部国際協力・交流監督、中岡司文部科学省大臣官房審議官による来賓挨拶の後、龔(「龍」の下に「共」) 克南開大学学長及び平野総長による基調講演が行われました。 平野総長の基調講演全文は こちら をご覧ください。

引き続き、午前と午後にわたり、「世界の一流大学とは」「中日高等教育の相違点と共通点について」「中日大学間の交流提携活動における長所と短所」というテーマについて、両国の学長、副学長によるショートプレゼンテーションが行われ、最後に、野上智行大学評価・学位授与機構長及び朱厦門大学学長による総括のコメントの後、次回主催機関である九州大学の藤木幸夫理事・副学長による挨拶で締めくくられました。

総括では、学長による卓越したマネジメントや優秀な教職員・学生の確保、国家の支援といった世界の一流大学を目指すための諸条件や、両国の高等教育における共通課題に取り組むための本会議の重要性などが確認されました。

今回初の試みとして、学長会議に合わせて日中学生フォーラムが開催され、本学からは2名の学生が参加しました。参加した64名の学生は「私が考える世界一流大学」というテーマで英語によるプレゼンテーション・討論を行い、日中学生の代表に選ばれた2名が学長会議の最後に総括の発表を行いました。

また、会期中、平野総長、岡村理事・副学長が、朱厦門大学学長、楊忠南京大学副学長とそれぞれ懇談し、学生の相互交流など両大学の連携を推進することを確認しました。

次回は、2015年秋に九州大学の主催により開催されます。

参加した学長、副学長

学長会議の様子

平野総長の基調講演

右から平野総長、朱崇実厦門大学学長、岡村理事・副学長

楊忠南京大学副学長(右)と岡村理事・副学長

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