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2012.5.14 Mon
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【重要】総長から構成員のみなさまへ


「間接経費等財源配分の見直しと施設老朽化対策について」(2012.4.18)

総長新年挨拶でも述べましたが、以下に記載した[基本的な方向性]の趣旨に沿った「 大阪大学未来戦略2012-2015 」を現在作成中であり、既にその原案は3月の部局長会議で説明しました。この中の未来戦略8箇条に沿ってこの度、一部財務資源の再配分と施設老朽化に関しまして以下のとおり[運営方針]を決めましたのでお知らせします。

「大阪大学船」というひとつの船に乗り合わせるための大局的見地から、この[運営方針]についてご理解をいただきますようにお願いします。財務運営はあくまでも大学の本来の使命を果たすための一つの手段であり、大学の目的そのものではありません。今回の運営方針は、皆様方一人一人が大阪大学の志と理念を高いレベルで果たす一助になると確信しています。引き続き大阪大学の更なる発展のための努力と協力の程よろしくお願いします。主役は皆様方一人一人です。

[基本的な方向性]
国立大学法人大阪大学は、「物事の本質を究める学問と教育が大学の使命であり、この使命を果たすことで大学は社会に貢献していく」という理念のもと、「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、大阪大学を学問と教育の世界的拠点とするとともに、高い倫理観を保持した優秀なグローバル人材を育成するという志を有している。

社会に変革をもたらすイノベーションや心豊かで平和な社会の実現は、物事の本質を究める基礎研究の振興なくしてはありえない。社会が大学に求めているのは、このような知的創造活動としての基礎研究の推進であり、それに基づいた産学連携・社学連携である。本学はこれらの使命を果たすことにより人類の発展と福祉に貢献していく。

大学の個々の構成員が溌剌と自由に活動でき、多様性を有するすべての教育研究組織が協力し、かつ独自性を発揮することが大学発展の根本である。そのうえで、総長のリーダーシップのもと、執行部、事務機構、教育研究組織、それぞれの構成員全員が、社会の期待に応えることができるように、積極的に大学改革を推進していく。そして大阪大学が世界屈指のグローバル大学として、22世紀に輝き続ける基盤を構築していく。

具体的な「運営方針」は学内専用サイト 「マイハンダイ」 をご覧ください。

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