【2017年度 冬学期】クロス・アポイントメント活動報告書

2018 年1月 大阪大学クロス・アポイントメント制度によりカリフォルニア大学( UC )の教員1名が滞在されました。

2018年1月から2月、大阪大学クロス・アポイントメント制度により、カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)のTonya Lynn Kuhl教授(化学工学科)が、本学に滞在されました。

Tonya Lynn Kuhl教授には、「Science of Coffee: Past, Present, and Future」をサブタイトルとして先端教養科目:「Frontier Lectures from University of California II」及び国際交流科目:「UC Frontier Science」をご担当いただきました。本講義には、文系・理系の枠にとらわれず、多くの学部生・大学院生が受講できるよう、大阪大学用に新しい講義内容や実験を追加していただきました。その結果、学生からは、「全て英語での授業であったが、よく理解でき、楽しめた」や「同じような機会があれば是非参加したい」との意見を多く頂きました。

Tonya Lynn Kuhl教授は化学工学がご専門で、カウンターパートである馬越大教授(基礎工学研究科・化学工学領域)の研究室と交流され、特別講義の実施、化学工学領域修士論文発表会などの受け入れ部局に関連する各種行事に積極的にご参加くださいました。また、大阪大学とカリフォルニア大学との学術交流推進室運営委員会にご参加いただき、今後のUC Davisと大阪大学との関係構築について貴重なご意見を頂きました。今回関わった多くの学生及び教員は、Tonya Lynn Kuhl教授との交流を通じて様々な刺激を受け、とても価値のある経験になったようです。

クロス・アポイントメント制度により受け入れた先生方を中心に、今後の更なるUCとの学術交流の発展が期待されます。

講義の様子

Tonya Lynn Kuhl教授と大阪大学とカリフォルニア大学との
学術交流推進室運営委員会出席者

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