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UOsaka New-Gen Spotlights - [NL94] Feb. 2026
未来社会を創る若手の研究が話題!
独自の視点で未来を描く若手研究者たちが、社会とともに生み出す知の芽吹き。いま、注目を集め始めている研究を、阪大が誇る分析ツールReCoによりピックアップし、Altmetric注目度スコア(2026/1/15時点)とともにご紹介します。
ReCo : 学内外のデータを統合し、大阪大学の経営力・研究力を分析・可視化する独自ツール
Altmetric : SNSやニュース、ブログなどWeb上での反応をもとに研究成果の注目度を可視化したAltmetric.comによる指標
Altmetrics data provided by Altmetric.com.
犬と猫が仲良く暮らすには
日本のペットオーナーへのオンライン調査結果を統計的に解析しました。「早い時期から同居していること」に加え、「どのように関わっているか」といった関係性の質が、犬と猫の仲の良さに強く関係することが示されました。西欧で行われてきたこのような研究を、日本で初めて試みた点がユニークです。
人間科学研究科 千々岩 眸 特任研究員(常勤)
潰瘍性大腸炎の発症を防ぐ遺伝子の働きを解明!
OTUD3という遺伝子が、腸内細菌による免疫システムの過剰反応を抑えることで潰瘍性大腸炎の発症を防いでいる、というメカニズムを明らかにしました。現在の治療は炎症を抑える薬が中心ですが、将来的には「発症の根本原因に働きかける治療」が見えてきます。
高等共創研究院 香山 尚子 准教授
英語の習熟度を「脳波」で評価!
英語学習者の脳波を用いて客観的な英語習熟度を測る研究です。英語が上手な人ほど、レッスン中に前頭部の「シータ帯域」という脳波活動が活発なことがわかりました。手間や時間のかかる様々なテストに代わって、脳科学的な習熟度評価法として期待できます。
人間科学研究科 木村 司 講師
「目に見えない惑星」を、精密な解析から発見!
太陽系の外にある「ケプラー51星系」に、第4の惑星を発見しました。惑星が母星の前を横切る「トランジット」現象のタイミングが惑星の重力で変動することから、肉眼では見えない惑星の存在を実証。ニュースやWikipediaで注目されました(Altmetric 赤色・灰色)。
理学研究科 増田 賢人 准教授
イグ・ノーベル賞の「腸呼吸」をヒトで実現するための重要な一歩!
「直腸に入れた特殊な液体を通じて酸素を供給する」ことの安全性を、初めてヒトで確認。肺を通さない新ルートとして、呼吸不全患者の治療の未来に新しい道を開く可能性がある成果をあげました。SNSだけでなく多くのニュースに取り上げられるなど、幅広く大きな話題を集めました。
医学系研究科 武部 貴則 教授
超省エネ電子メモリデバイスへの道を開く!磁気を操る新材料
電圧により磁石を制御できる材料構造を実現。スピントロニクス分野で開発が進む磁気メモリは、電流を流して磁石を制御しており、この際に生じる発熱が消費電力を増大させています。本研究の電圧制御技術は、この発熱の抑制につながり、省電力なデバイス動作の実現に寄与すると期待されます。
先導的学際研究機構 宇佐見 喬政 講師
阪大のNew-Gen支援!
Naedoko-platform
大阪大学が基礎研究の芽を“苗床”のように大切に育むために立ち上げた仕組みです。異分野の若手研究者が自由に意見を交わす「若手ブレスト会」で新しい発想が生まれ、そのアイデアを育てる支援制度「Naedokoグラント」が次の挑戦へつなげます。分野を越えた出会いから未来の研究が芽吹く場として、大学と社会がともに創る新しい価値づくりをめざしています。
(※本記事は、2026年2月発行の 大阪大学NewsLetter 94号 に掲載されたものです。 )


