自己点検・評価の概要(第5回)

「大阪大学における教育の内部質保証に関する方針」及び「大阪大学における教育の内部質保証のための教育アセスメントのガイドライン」に基づく第5回目の自己点検・評価を実施しました。

  今回の自己点検・評価では、令和5年度を対象期間として、教育ポリシーに基づいた教育の実施状況及び学生の学習成果の達成状況の観点から、学位プログラム、学部・研究科及び全学の各階層で現状を点検し、その結果に対する自己評価を行うとともに、明らかになった課題に関しては、今後の対応について検討が行われました。
  各学部・研究科における自己点検・評価の結果、専門教育体制や学生支援体制の充実など多様でかつ優れた教育の取組が例年通り実施され、また、その成果が確実に認められました。
  一方で、令和5年度は、世界の人々の移動がコロナ禍以前を上回るほど増え、本学への留学生も従前より増えている傾向ですが、本学学生の海外への留学や学会などへの出席は、円安や渡航費の急騰などが相まって、低調な傾向が見られました。
 加えて、国や大学が大学院生への経済的支援を拡充しているにもかかわらず、学部から修士課程、更には博士課程への内部進学者の低迷を課題にしている学部・研究科も多くありました。
 これらの各学部・研究科での特徴的な取組や成果、課題について、令和6年10月に開催された教育課程委員会で全ての学部・研究科と共有しました。

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