大阪大学職員採用2024 地域に生き世界に伸びる

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総長からメッセージ
総長からメッセージ
 大阪大学は、江戸時代初期、五商人が大坂町人のための学校として設立した「懐徳堂」と、江戸時代後期に、医学者、蘭学者であった緒方洪庵が蘭学塾として開いた「適塾」の学風と精神を受け継いでいます。大阪市民ならびに政財界からの強い要望を受け、1931年(昭和6年)に帝国大学の一つとして創立されました。そして、先進性とたゆまぬ挑戦性を基軸に教育・研究・社会貢献に取り組み、2004年(平成16年)の国立大学法人化、2007年(平成19年)の大阪外国語大学との統合などを経て、我が国有数の研究型総合大学として発展を続けてきました。
2021年(令和3年)には大阪大学創立90周年・大阪外国語大学創立100周年を迎え、大阪大学は、「地域に生き世界に伸びる」のモットーのもと、大阪・関西の地に深く根ざし、そこから国際的に卓越した大学へと更なる飛躍を遂げてまいります。

これからの大阪大学

 カーボンニュートラルやSDGsの実現による持続可能な社会を目指した変革が進む中、
大学における高度な人材育成やイノベーション創出に対する社会からの期待が一層高まっています。このことを受け、大阪大学では、「社会からの負託にどのように応え、どのような大学であるべきか」ということを構成員が一丸となって熟考し、一つの答えを導きだしました。それは、本学で育まれる「知性」や「英知」を結集し、社会の様々なステークホルダーとの共創(Co-creation)を活性化させ、「社会貢献」からさらに一歩踏み込み、「新たな社会を創造」する場となることです。
では、目指すべき新たな世界とは何か。
本学は「生きがいを育む社会」であると考えています。個々人が社会で活躍できる寿命(社会寿命)を延伸させ、あらゆる世代がその多様性を活かすことで社会を支え、豊かで幸福な人生をすべての人が享受できる社会、それが「生きがいを育む社会」です。
多様なステークホルダーとの共創の下、技術の革新や心身の健康、持続可能な社会の実現などに寄与することで、人類の課題解決を図り、「生きがいを育む社会」の創造に邁進してまいります。

一緒に働きたい人とは

 本学は2003年に、国立大学法人化に向け、将来の豊かな発展を期して、自らの基本理念として「大阪大学憲章」を制定しました。その中で、「対話の促進」「自律性の堅持」を謳っています。これはすなわち、教職員および学生は、立場にとらわれず対話を通じて相手を尊重し、直面する課題に対して、自らの意思においてその解決に信念を持って取り組むことを意味します。
この基本理念のもと、大阪大学の希望ある未来を拓き、共に歩んでいくため、以下のような方をお待ちしています。

・ 大学の発展を担うマインドを持っている方
・ コミュニケーションを大切にし、相手のことを思いやる方
・ 新しいことに積極的に取り組み、向上心を持っている方

「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、私たちと新たな大学の経営に向かって「挑戦」し、「変革」を楽しんでくださる方の応募をお待ちしています。

大阪大学総長 西尾章治郎