「女子学生の教育体制の充実総合パッケージ」の展開
大阪大学では、アカデミアにおける女性の参画を広げるべく、多様な学生が自らの関心と能力を十分に発揮できる教育環境の整備を進めています。
大学での学びや研究、将来のキャリア形成において、性別によって選択肢が狭まることのない環境をつくるためには、進路選択前から入学後までを見据えた継続的な支援が必要です。全体的な環境整備はもちろんのこと、学術分野によっては女性研究者の割合が少ない状況があり、そうした分野では特に、身近なロールモデル、学修・研究を続けるためのハード面・ソフト面の支援を総合的に整えていくことが重要であると考えています。
本ページでは、女子学生の教育体制を充実させるため、本学が進める主な取組を紹介します。とりわけ自然科学系分野における進学・学修・キャリア形成支援を中心に、入学前から入学後までを見据えた取組を掲載しています。
1. 進路選択前からの関心形成
主な対象:小中高生(性別を問わない)・保護者・教育関係者
将来の進路選択は、大学受験の時点だけで決まるものではありません。小中高生の段階から、科学・技術・ものづくりに触れ、自らの関心を育てる機会があることは、将来の学びの選択肢を広げるうえで重要です。
本学では、小中高大接続の取組を通じて、科学に親しみ、探究する楽しさに出会える学びの場を提供しています。また、自然科学系分野女子学生ネットワーク「asiam(アザイム)」では、小中高生に科学の魅力を伝えるイベントや進学相談会等を行い、女子学生自身の経験を活かした情報発信・交流にも取り組んでいます。
将来の進路選択は、大学受験の時点だけで決まるものではありません。小中高生の段階から、科学・技術・ものづくりに触れ、自らの関心を育てる機会があることは、将来の学びの選択肢を広げるうえで重要です。
本学では、小中高大接続の取組を通じて、科学に親しみ、探究する楽しさに出会える学びの場を提供しています。また、自然科学系分野女子学生ネットワーク「asiam(アザイム)」では、小中高生に科学の魅力を伝えるイベントや進学相談会等を行い、女子学生自身の経験を活かした情報発信・交流にも取り組んでいます。
2. 進路選択を支える情報発信・ロールモデル
主な対象:女子中高生・受験生
進路を考えるとき、自分に近い立場の人の経験や言葉は大きな手がかりになります。特に、女性の割合が少ない分野では、身近なロールモデルに出会いにくく、大学での学びやその先のキャリアを具体的にイメージしにくいことがあります。
本学では、女子学生や卒業生の姿を可視化し、中高生・受験生が自らの将来像を描けるよう、情報発信と交流の機会を設けています。広報冊子等を通じて、進路選択の不安を和らげ、自分らしい一歩を踏み出すための情報を届けています。
進路を考えるとき、自分に近い立場の人の経験や言葉は大きな手がかりになります。特に、女性の割合が少ない分野では、身近なロールモデルに出会いにくく、大学での学びやその先のキャリアを具体的にイメージしにくいことがあります。
本学では、女子学生や卒業生の姿を可視化し、中高生・受験生が自らの将来像を描けるよう、情報発信と交流の機会を設けています。広報冊子等を通じて、進路選択の不安を和らげ、自分らしい一歩を踏み出すための情報を届けています。
3. 進学・入学を後押しする制度
主な対象:本学への理工系学部進学を考える女子受験生
本学では、理工系学部への女子の進学を応援するとともに修学支援を図るため、入学支援金制度を実施しています。また、分野ごとの状況や教育上の必要性を踏まえ、特色ある入試制度の整備にも取り組んでいます。
これらの取組を通じて、理工系分野で学ぶ意欲を持つ女子学生が、自らの力を発揮し、安心して大学での学びを始められる環境づくりを進めています。
本学では、理工系学部への女子の進学を応援するとともに修学支援を図るため、入学支援金制度を実施しています。また、分野ごとの状況や教育上の必要性を踏まえ、特色ある入試制度の整備にも取り組んでいます。
これらの取組を通じて、理工系分野で学ぶ意欲を持つ女子学生が、自らの力を発揮し、安心して大学での学びを始められる環境づくりを進めています。
4. 入学後のネットワーク・キャリア形成支援
主な対象:本学の女子学生(学部生・大学院生)
入学は、新しい学びとキャリア形成の始まりです。大学で学び続け、専門性を深め、将来のキャリアを描いていくためには、同じ分野で学ぶ仲間や先輩、社会で活躍するロールモデルとの接点が重要です。
本学では、自然科学系分野を中心とした女子学生ネットワークの形成、企業等で活躍する女性研究者・技術者との交流に加え、分野を問わず参加できるリーダーシップ育成の機会を提供しています。学内外の多様な人々とのつながりを通じて、学生が自らの専門性、リーダーシップ、キャリアの可能性を拓く環境づくりを進めています。
入学は、新しい学びとキャリア形成の始まりです。大学で学び続け、専門性を深め、将来のキャリアを描いていくためには、同じ分野で学ぶ仲間や先輩、社会で活躍するロールモデルとの接点が重要です。
本学では、自然科学系分野を中心とした女子学生ネットワークの形成、企業等で活躍する女性研究者・技術者との交流に加え、分野を問わず参加できるリーダーシップ育成の機会を提供しています。学内外の多様な人々とのつながりを通じて、学生が自らの専門性、リーダーシップ、キャリアの可能性を拓く環境づくりを進めています。
5. 学びを支えるWell-being環境
主な対象:月経を経験する学生
学生が学修・研究に集中するためには、授業や研究の機会だけでなく、日々のキャンパス生活を安心して過ごせる環境も重要です。
本学では、月経に伴う心理的・経済的な負担を軽減し、必要なときに誰もがためらわず利用できるよう、トイレ内で生理用品を無償提供する取組を進めています。
学生が学修・研究に集中するためには、授業や研究の機会だけでなく、日々のキャンパス生活を安心して過ごせる環境も重要です。
本学では、月経に伴う心理的・経済的な負担を軽減し、必要なときに誰もがためらわず利用できるよう、トイレ内で生理用品を無償提供する取組を進めています。
6. 学びとライフイベントの両立を支える環境
主な対象:子育てをしながら学修・研究に取り組む学生(性別を問わない)
学生生活や研究活動は、ライフイベントと切り離されたものではありません。子育てをしながら学修・研究に取り組む学生にとって、安心して利用できる支援環境があることは、学びを継続し、将来のキャリアを考えるうえでも重要です。
本学では、性別にかかわらず、子育てをしながら学ぶ・研究する学生が利用できる保育関連サービスや学内スペースを整備しています。こうした取組を通じて、学生がライフイベントを理由に学修・研究の継続をあきらめることのない環境づくりを進めています。
学生生活や研究活動は、ライフイベントと切り離されたものではありません。子育てをしながら学修・研究に取り組む学生にとって、安心して利用できる支援環境があることは、学びを継続し、将来のキャリアを考えるうえでも重要です。
本学では、性別にかかわらず、子育てをしながら学ぶ・研究する学生が利用できる保育関連サービスや学内スペースを整備しています。こうした取組を通じて、学生がライフイベントを理由に学修・研究の継続をあきらめることのない環境づくりを進めています。
7. 取組の背景にある本学の方針
本学は、2021年に「大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」を公表し、多様性が真に受容され、尊重される環境の整備を促進・徹底することを宣言しました。
同宣言では、全ての大学構成員がそれぞれの能力を存分に発揮できる、より公正な学修・研究・就業環境を整備することを掲げています。また、ジェンダー平等に向けた取組として、管理職や意思決定過程における女性の登用に加え、女子学生の比率増加を全学的に推進することが明記されています。
なお、本ページでは、アカデミアにおける女性の参画拡大という課題を踏まえ「女子学生」「女性」という表現を用いていますが、これらの言葉で語られる経験は一様ではありません。本学では、性のあり方や経験の多様性を踏まえた環境づくりを進めています。
同宣言では、全ての大学構成員がそれぞれの能力を存分に発揮できる、より公正な学修・研究・就業環境を整備することを掲げています。また、ジェンダー平等に向けた取組として、管理職や意思決定過程における女性の登用に加え、女子学生の比率増加を全学的に推進することが明記されています。
なお、本ページでは、アカデミアにおける女性の参画拡大という課題を踏まえ「女子学生」「女性」という表現を用いていますが、これらの言葉で語られる経験は一様ではありません。本学では、性のあり方や経験の多様性を踏まえた環境づくりを進めています。