安全保障輸出管理について

 現在世界の主要国では、「世界の平和と安全維持」のために協調して安全保障の取り組みを展開しています。その主要テーマは、大量破壊兵器や通常兵器に転用される可能性がある貨物や技術が、世界平和にとって懸念のある国やテロリストなどに流出することを防止することです。そのため、我が国では、「外国為替及び外国貿易法(外為法)」とその関連法令により安全保障輸出管理を実施しています。

大学での研究内容や成果には、当事者の意図に反して大量破壊兵器や通常兵器に転用される可能性があるものも含まれているため、大学においても、適切に安全保障輸出管理を行うことが求められているところです。

 令和4年5月1日からは、外為法関連省令等の改正のより、「みなし輸出」管理が明確化され、安全保障に関連する機微技術の適切な管理のために大学に課される責務も増えています。大阪大学では、法令等を遵守し適切な輸出管理を行い国際的な平和及び安全に寄与するとともに、国際的な人の交流や国際共同研究の進展を妨げることがないよう、相談体制や研修を充実させることを通じて、取り組みの浸透に力を入れたいと考えております。

令和4年7月
安全保障輸出管理統括責任者
理事    尾上 孝雄

全学安全保障輸出管理担当窓口

研究推進部 研究推進課 ライフサイエンス・安全保障係

TEL:06-6877-5111(代表)
E-mail:s-export[at]ml.office.osaka-u.ac.jp ([at]を@に変えてご使用下さい。)

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