大阪大学全学利益相反マネジメント自己申告
■目的
民間企業等との産学官連携や、外国機関等との交流が進むと、大学・教職員等と外部機関等の間に利益相反(教職員等が産学官連携活動や国際交流に伴って得る利益と、教育・研究という大学における責任が衝突・相反している状況をいう。)が生じることは不可避です。利益相反に絶対的基準はなく、社会的にどう映るかが問題であり、社会に対しての説明責任や透明性が必要です。
本学では、産学官連携活動や国際交流に伴う懸念を払拭し、関係教職員がその能力を最大限に発揮できるような環境を作ること、また、社会への説明責任を十分に果たし、大学自らのインテグリティ(社会的信頼)を確保することを目的とし、利益相反マネジメント自己申告を実施します。
【2024年実施の自己申告について】
全学利益相反マネジメント自己申告について、5月30日から受付を開始しています。
申告必須対象者の教職員は、質問事項に該当がない場合も必ず申告してください。
※申告を行わない場合は、督促を行うことがあります。
■対象者
申告必須対象者:本学の役員、教育・研究系の常勤教職員及び定時教育研究等職員(ただし医員(研修歯科医)を除く)
その他対象者:
・自身と利害関係がある(個人的経済的利益を保有する)企業等との産学官連携活動や物品購入等に関与している本学教職員
・外国の政府・機関・大学等との利害関係(研究資金、補助金、報酬等の受領、称号等の授与、リクルートプログラムへの参加、共同研究の実施等に関与)がある本学教職員等
■申告方法
学内システム(マイハンダイ)からのWeb申告
下記サイトからログインして、申告してください。
日本語 : https://my.osaka-u.ac.jp/admin/sangaku/riekisouhan/coi2024_jp
English : https://my.osaka-u.ac.jp/admin/sangaku/riekisouhan/coi2024_en
※役員の自己申告は別途実施
■申告期限 2024年8月9日(金)
問合せ先:
(産学官連携について)
共創推進部 共創企画課 利益相反マネジメント担当
E-mail: coi-office@ml.office.
(注)E-mailを送信する場合は、後ろにosaka-u.ac.jpを付加してください。
(研究インテグリティについて)
研究推進部研究推進課 研究インテグリティ・マネジメント担当
E-mail:r-integrity@ml.office.
(注)E-mailを送信する場合は、後ろにosaka-u.ac.jpを付加してください。
■申告後の流れ
1)自己申告後、利益相反委員会から連絡がない場合は、現時点において、自己申告の範囲では利益相反の問題が生じている懸念はないと考えられます。その場合、特に結果通知は行いませんのでご了承ください。
2)自己申告の結果、必要がある場合は、追加の情報提供やヒアリングを依頼することがあります。
3)自己申告の結果、外国機関等と利害関係がある場合、研究インテグリティ・マネジメント室から自己申告(研究インテグリティ・第2次)を依頼する場合があります。
個人情報の取り扱いについて
利益相反マネジメントで得た個人情報の保護には十分に留意します。
また、利益相反マネジメント規程第22条の規定により、利益相反委員会及びアドバイザリーボードの委員並びに 利益相反アドバイザリー、担当事務職員は、職務上知り得た情報についての守秘義務を課せられております。