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令和7年度司馬遼太郎記念学術講演会を開催しました
2026.1.22 Thu
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令和7年度司馬遼太郎記念学術講演会を開催しました

1月12日(月・祝)に「大阪大学司馬遼太郎記念学術講演会」を豊中キャンパス 大学会館で開催いたしました。本講演会は、大阪外国語大学出身の作家 司馬 遼太郎氏の業績を偲び毎年開催しているもので、今年度は、「信じることと生きること―司馬遼太郎 思索の軌跡」をテーマとして開催し、約350名の方にご参加いただきました。


会場の様子

講演会は、総合司会の小川 真由アナウンサーによる司馬遼太郎作品「官兵衛と英賀城」(『以下、無用のことながら』より)の朗読から始まり、続いて熊ノ郷 淳総長から挨拶がありました。


主催者挨拶をする熊ノ郷 淳総長

続いて大阪大学学生による「ビブリオバトル×司馬遼太郎作品」を行いました。予選を勝ち抜いた4名の学生が、一人5分でそれぞれが推す司馬遼太郎作品を紹介し、その後、2分間の参加学生たちによる質疑応答を行い、紹介本の魅力を語っていただきました。当日は吉田 ももさん、高橋 由菜さん、井端 モモさん、五十嵐 太郎さん4名の学生が参加しました。発表後には「どの本が一番読みたくなったか?」という視点で会場参加者全員に投票いただきました。


ビブリオバトルの様子

後半の最初は、宗教学者・釈 徹宗先生をお迎えし、「司馬遼太郎の宗教的感性」をテーマにご講演いただきました。いくつかの司馬作品を取り上げながら、司馬遼太郎氏が日本各地で育まれた風習や信仰に深い敬意を抱いていたことなどについて、お話しいただきました。


講演をする釈 徹宗先生

続いて、釈 徹宗先生と本学大学院人文学研究科・宮下 遼准教授との対談が行われました。元産経新聞編集委員の荻原 靖史氏の進行のもと、世界的な分断の広がりに触れつつ、宗教と科学のつながりやその緊張関係について意見が交わされました。両者が人間理解や社会の安定にどのように貢献し得るのかについて、専門性が響き合う濃密な対話となりました。


左から:荻原 靖史氏、釈 徹宗先生、宮下 遼准教授

対談後にはビブリオバトルの投票結果発表があり、1位には外国語学部3年、五十嵐 太郎さんが紹介した『街道をゆく3』が、2位には人間科学部2年、吉田 ももさんが紹介した『峠』が選ばれ、熊ノ郷総長から目録を授与されました。


1位の五十嵐 太郎さん


2位の吉田 ももさん

最後に、大阪大学外国語学部・大阪外国語大学同窓会、咲耶会の井上 泰子副会長から閉会挨拶がありました。

当日の様子は後日、大阪大学公式YouTubeチャンネルにて期間限定配信を行います。会場参加でお申込み済みの方および以下のURLよりお申込みいただいた方限定でメールにて動画URLを送付いたします。ご興味のある方はぜひ下記よりお申込みください。
https://forms.office.com/r/ajbzLmH15Q?origin=lprLink


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