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Future Global Leaders Camp 2025 『国際問題を“じぶんごと”に本気で思考する三日間』 を開催しました
2025.8.26 Tue
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Future Global Leaders Camp 2025 『国際問題を“じぶんごと”に本気で思考する三日間』 を開催しました

2025年8月18日から20日までの3日間、大阪大学大学院国際公共政策研究科主催、大阪大学社会ソリューションイニシアティブいのち会議共催のFuture Global Leaders Camp 2025を開催しました。

今年は36名の高校生が、国際問題を“じぶんごと”として真剣に考えることを念頭に、講義・グループワークを通じて、課題を発見し、研究・発表の方法を学び、課題に対する解決策を考える手法を学びました。

本イベントは、大阪大学公認学生団体Flagship所属メンバーの大学生により運営されており、大学生自身がプログラムの詳細に関する企画・立案・準備を行い、当日のスケジュール管理・発表の司会・グループワークのファシリテーターの役も務めています。

1日目には、大阪大学全学教育推進機構の堀一成教授に特別講演を行っていただき、プレゼンテーションやロジカルシンキングについて学びました。その後高校生は、各6名で構成される計6グループに分かれ、大学生のファシリテートを受けながら課題の発見や議論の整理を進め、研究活動を行いました。高校生が発表題目として設定したものは、紛争、教育、災害、衛生、貧困、住居、といった幅広い社会課題を国際的視点を踏まえて取り組むものでした。

2日目の中間発表では、審査員の先生方からコメント・フィードバックを受け、質疑応答を行いました。大阪府教育庁の松下様より各グループへのコメントもいただき、行政・教育の専門的な視点も学びました。その後再度グループで研究活動を行いました。

3日目の最終準備では、中間発表でのフィードバックを踏まえ、グループで新たに追加調査・分析・発表準備を行いました。Flagship所属メンバーの大学生が、高校生の議論において状況整理を行いながらファシリテートを行う姿も見られました。その後、午後の最終発表に臨みました。

最終発表後には、大阪大学大学院国際公共政策研究科の星野俊也教授より特別講演を行っていただき、バックキャスティングにより現在何ができるかを考えることの重要性や、SDGsの先まで見据えた選択肢について講演していただきました。

最終日の最後のイベントである審査結果発表では、「水上生活者の身近な水環境に対する衛生面の改善の研究発表」を行ったグループが金賞を受賞し、「南海トラフ発生前後の外国人観光客対応の提案」の研究発表を行ったグループが銀賞を受賞、審査員の先生方から講評をいただきました。

最後に、国際公共政策研究科の大槻恒裕研究科長より総評を受け、幕を閉じました。









<関連リンク>
大阪大学国際公共政策研究科
https://www.osipp.osaka-u.ac.jp/ja/
社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/
いのち会議
https://inochi-forum.org/
学生団体Flagship
https://flagshipoct12021.wixsite.com/----flagship
大阪大学全学教育推進機構
https://www.celas.osaka-u.ac.jp/

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