🔴大阪・関西万博×阪大！🔵モザンビーク・ナショナルデーに外国語学部ポルトガル語専攻の教員・学生が招待されました

6月16日（月）、大阪・関西万博にてモザンビーク・ナショナルデーが開催されました。セレモニーでは、ベンヴィンダ・レヴィ(Benvinda Levi)首相と古賀友一郎経済産業副大臣の挨拶の後、モザンビークの歴史と独立をテーマにした音楽と踊りが披露されました。MCのジョゼ・ピレス(José Pires)氏によるポルトガル語でのモザンビーク史についての語りに続き、バックバンドの重厚な演奏に乗せて様々なシンガーやダンサーが、南部のマラベンタほかモザンビーク全国の音楽と踊りを披露しました。会場は招待客のほか、流れる音楽に関心を持った一般の聴衆によって満員となり、アフリカ、ラテン、現地語、ポルトガル語が織り交ざったモザンビークの文化を満喫しました。

式典には、人文学研究科外国学専攻・外国語学部ポルトガル語専攻の鳥越慎太郎講師、学部生38名が招待されました。これは5月31日に本学箕面キャンパスにて開催された外国語学部ポルトガル語専攻主催イベント『ポルトガル語圏アフリカ諸国独立50周年』に参加したアルベルト・パウロ(Alberto Paulo)次期駐日モザンビーク大使のご厚意で実現したものです。

〈関連サイト〉
https://www.sfs.osaka-u.ac.jp/news/post_189.html
https://www.sfs.osaka-u.ac.jp/news/50_2.html

参加した学部生からは次のような声が聞かれました。

「モザンビークの方に着用したカプラナ(民族衣装)を褒めていただいたり、ポルトガル語で会話したりして、最後には一緒に動画を撮りました。モザンビークの素敵な文化、現地の人の明るさを身をもって感じられたとともに、今日までの学習の成果を感じ、記憶に残る貴重な体験となりました！」（上村遥登さん　外国語学部ポルトガル語専攻2年）

「外国語学部は他の学部と違って、高校までの英語の授業のように文法、単語などをひたすら覚えることが多く自分はなぜポルトガル語を勉強しているのだろう、と考えてしまうこともありました。しかし、今回のような貴重な機会を設けて貰ったことにより自分の今までの地道の努力は何のためだったのか等、分かることができた気がします。ポルトガル語に対するモチベーションも、愛情も、実用性も実感することができた気がします。」（鈴木里那さん　外国語学部ポルトガル語専攻2年）

また、夕方からは迎賓館にてモザンビーク政府主催のディナーレセプションが開催され、竹村景子 万博・広報担当理事/副学長と鳥越講師が参加しました。竹村理事はレヴィ首相と懇談し、モザンビークへのポルトガル語専攻の学生の留学促進と、今般の万博でモザンビークがテーマとするAI・ロボティックス面での大阪大学との協力の可能性などについて意見を交わしました。レセプションにはモザンビーク政府からマティルデ・ムオッシャ(Matilde Muocha)教育文化大臣、ジョゼ・マツィーニャ(José Matsinha)外務協力省アジア大洋州局長のほか、ポルトガル語圏各国や南部アフリカ各国の駐日大使も多数参加しており、竹村理事、鳥越講師と交友を深めました。

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