経済界と大阪大学との連携の場　「新価値×進化知」創造のダイナミズム－2050年 世界を語り切り拓く－　第２回対話の場を開催

2024年11月14日(木)、大阪大学中之島センターにて、経済界と大阪大学との連携の場「「新価値×進化知」創造のダイナミズム－2050年 世界を語り切り拓く－」第２回対話の場が開催されました。

本会合は、経済界と大阪大学が社会の課題を共有し、対話を礎とした共創により生み出される「新しい価値」「進化する知」を社会の変革につなげることを目的として、昨年より実施しております。

２回目となる今回は、特にグローバル人材の育成に焦点を当て、「国際社会を牽引する－世界を巻き込む人材 “共育”－」をテーマに開催されました。このテーマは、従来の「教育」を超えて、経済界と大学が共に、未来を担う人材の“共育”に取り組むことを目指して設定されたものです。

当日は、21社の企業経営層の皆様にご参加いただき、大阪大学からは西尾章治郎総長をはじめ大学執行部及び国際人材教育に携わる教員が参加しました。

会の冒頭では、本学国際（教育）担当山本ベバリー・アン理事・副学長より、本学のグローバル人材教育の現状と今後の課題について、講演が行われました。

その後、グローバル連携、万博担当深瀬浩一理事・副学長の司会進行のもと、テーマに基づいて活発なディスカッションが行われました。
企業の皆様とは、早期に海外経験を積むことができる環境を形成すること、グローバルに活躍するために必要となるコミュニケーション能力や異文化理解力を身に付けることの重要性について意見を交わしました。また、海外と日本の人事制度やキャリアパスが大きく異なることへの課題意識の共有など、多岐に渡る議論を行いました。

本会合は今後も定期的に開催し、経済界と大阪大学の更なる連携を推進してまいります。