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第25回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナーを開催しました
2023年11月7日(火)・8日(水)に、第25回大阪大学―上海交通大学学術交流セミナーを本学にて開催しました。本セミナーは、本学のグローバルナレッジパートナーである上海交通大学との間で、1995年から両大学で交互に主催しているものです。2020年から2022年は、コロナウィルス感染拡大によりオンラインでの開催でしたが、今回は4年ぶりに対面で開催し、上海交通大学から40名超の研究者等を本学にお迎えしました。
今回の交流分野は、「接合分野」、「レーザー分野」、「情報分野」、「船舶海洋分野」、「産業バイオテクノロジー分野」、「燃焼工学分野」、「スマートシティ分野」の計7分野で、11月7日午前は全分野合同でオープニングセレモニーを、7日午後と翌8日午前は、分科会と位置づけ、各分野に分かれてワークショップや施設見学を行いました。大阪大学と上海交通大学からあわせて約120名超が参加する、盛大なセミナーとなりました。
7日のオープニングセレモニーは、接合科学研究所 近藤勝義教授の司会により、田中学グローバル連携担当理事・副学長と上海交通大学の吴旦Deputy Director of the University Councilの開会挨拶から始まりました。ここでは、双方の研究者の対面での再会を喜ぶとともに、この学術交流セミナーを25回まで継続してきたことを称え合い、今後もこのセミナーを通じてより一層の交流の発展に対する期待が述べられました。
続いて、分科会を開催する各分野の代表者から概要について発表があり、今回のセミナーに参加する7分野から研究連携の進捗等について説明がありました。最後に、今後のさらなる連携強化を確認し、開会セッションは終了しました。
オープニングセレモニーに先立ち、上海交通大学の吴旦Deputy Director of the University Councilが西尾総長と懇談を行いました。懇談では、両校が45年以上の長きにわたり交流を続け、緊密な連携を築いてきたことを振り返り、今後も研究・教育の連携をさらに発展させていくことを確認しました。また、2025年の大阪・関西万博では、共同研究成果の国際社会への発信を目指しており、両校の連携のさらなる進展が期待されます