再生医療を推進する議員の会が来学

2023年5月22日（月）、「再生医療を推進する議員の会」に所属する三ッ林裕巳衆議院議員、伊藤達也衆議院議員、古屋範子衆議院議員、古川俊治参議院議員、今枝宗一郎衆議院議員と、内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、日本医療研究開発機構の方々が、本学の再生医療研究の取組を視察するため、医学系研究科最先端医療イノベーションセンターと医学部附属病院未来医療センターを訪問されました。

初めに、西田幸二医学系研究科副研究科長から、角膜混濁治療の角膜上皮細胞シートの開発、未来医療センターが支援するシーズの成果、再生医療技術の産業化を目指す細胞製造コトづくり拠点等、本学における再生医療の取組について説明があり、種々意見交換が行われました。
続いて、医学系研究科循環器内科学の朝野仁裕特任准教授（常勤）から、遺伝性心筋症および最重症心不全に対する遺伝子治療の開発について報告が行われました。

その後、研究室に移動して、iPS由来角膜上皮細胞シート、心不全に対するiPS由来心筋細胞シート、軟骨損傷治療のヒトiPS細胞由来軟骨組織等の実物や、CPC（細胞培養調整施設）の見学を行っていただきました。

今回の視察に参加された議員の方々からは、患者が待ち望む再生医療、遺伝子治療が、研究から臨床、そして実現化されることを期待しているとのお言葉をいただきました。