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学生の皆さんへ(総長からのメッセージ)

2021年4月15日(木)

 学生の皆さんへ

 

 大阪府における新型コロナウイルスの感染者数が、これまでにない勢いで急増しています。そして、本学でも日々感染が確認されています。いま大阪で主流となっている変異株は感染力が強く、比較的若年層でも重症化することがあるのが特徴です。特に10代、20代への感染拡大がみられますので、皆さんもどうか自分のこととして捉え、健康に気をつけてください。

 

 さて、本学では、対面授業の実施に際しては、一人ひとりの感染対策に加え、感染症を防止するために必要な教室の換気量を確保するなど、十分な感染対策を講じています。本学の感染事例においても、残念ながら飲み会などでクラスターが発生した事例もありますが、学内(授業等)で感染が広がったケースはまだありません。

 こうした状況から、今年度においては、万全な感染対策を講じたうえで、昨年度実施できなかった入学式を挙行し、授業は対面授業を主体としてスタートしました。今年こそ、学生の皆さんに充実したキャンパスライフを送ってもらいたい、その一心でした。

 しかしながら、大阪府の重症病床使用率は昨日現在で97.8%まで上がり、今や大阪府の医療提供体制は崩壊寸前の状況にあります。

 このため、大阪府は昨日、まん延防止等重点措置期間における緊急のお願いとして、大学等に、「授業は原則オンラインとすること」、「部活動の自粛を徹底すること」の要請を行いました。

 本学では、今般の要請に至った大阪府の危機的状況を重く受け止め、大阪府下の感染状況を少しでも改善すべく、大阪府からの要請に応え、「オンライン授業主体」と「課外活動の停止」という苦渋の決断をいたしました。

 皆さんには、新年度を迎えて気持ちを新たにしていた矢先に、また制約のある学生生活をお願いすることとなり大変心苦しいところですが、状況が改善されれば、速やかに対面授業主体に戻し、皆さんにキャンパスでの学生生活を謳歌してもらいたいと考えています。そのような日を一日も早く迎えることができるよう、大阪府下の大学構成員の一員として、ご理解とご協力をお願いいたします。

 

 感染拡大の原因のほとんどは「飛沫」にあります

 このため本学では、飛沫を防ぐために有効であるマスクの正しい着用、知らないうちにウイルスを体内に取り込むことを防ぐ手指消毒、感染リスクの高い環境である3密の回避を、構成員の皆さんに徹底的にお願いしているところです。

 したがって、食事中を含めマスクを外したままで会話をしたり、マスクをしていても密な環境で大声で会話するなどの行為は、厳に慎む必要があります。また、飲み会やカラオケ、友人宅でのパーティーなど、飛沫を浴びやすい行動は感染リスクが格段に高く、決して行うべきではありません

 一人ひとりが感染対策の意味を理解し、適切に実践することで、感染拡大は確実に防ぐことができます。

 私たち大阪大学構成員全員が、「感染しない、感染させない」ことを強く自覚し、そのもとで一致団結して、一緒にこの苦難を乗り越えましょう。

 

 2021年4月15日

大阪大学総長  

西尾 章治郎

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