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大阪大学シンポジウム「コロナ新時代 安全、安心、いのち輝く社会に」を開催しました
大阪大学シンポジウム「コロナ新時代 安全、安心、いのち輝く社会に」を、株式会社大阪国際会議場との共催により大阪市北区中之島の「グランキューブ大阪」において対面とオンライン配信により1月9日に開催しました。会場には約100名の方に、オンラインには近畿各地はもとより、東京、神奈川、埼玉、三重、福岡、大分など全国から約200名の方に参加いただきました。
新型コロナウイルスの感染拡大に対して本学では、教育、研究、医療活動など多方面の実績を積んでいます。このシンポジウムは、総合大学としての多様な視点から企業や行政とともに提言、討論の場となるよう企画したものです。
会場では、参加者の「密」防止に努め、非接触型サーマルカメラによる体調確認、自動タイプのアルコールスタンド設置による手指消毒、演壇での飛沫防止のためのアクリル板設置などにより、感染防止に万全を期して臨みました。
当日は、西尾章治郎総長からの開会挨拶に始まり、学内、企業、行政の多方面からの方に講師を務めてもらい、金田安史理事・副学長の挨拶により閉会しました。
来場者からは「阪大の総合力、底力を見せられるような内容だった」「多彩な視点で、『川上』から『川下』まで流れるような広がりある展開となっていた」などの好評をいただきました。
講師・演題は次の通りでした。
▽第1セッション「新型コロナウイルス感染症をくい止める」
「ウイルスの特徴と制御法」 松浦善治 微生物病研究所教授
「免疫症理解に必要な免疫学」 熊ノ郷淳 大学院医学系研究科教授
「感染防止への取り組み、課題」朝野和典 大学院医学系研究科教授
▽第2セッション「ポストコロナの中で考える」
「大阪大学の教育・研究活動」 田中敏宏 理事・副学長
「コロナ禍における心と社会の現状」 三浦麻子 大学院人間科学研究科教授
「コロナ時代における産学官共創」坂田恒昭 共創機構特任教授
塩野義製薬シニアフェロー
▽パネルディスカッション「ウィズコロナの経験を活かして」
・モデレーター 大竹文雄 大学院経済学研究科教授
・パネリスト
澤田 拓子 塩野義製薬株式会社取締役副社長 ヘルスケア戦略本部長
森井 理博 パナソニック株式会社ブランド戦略本部長
藤井 睦子 大阪府健康医療部長
大野 ゆう子 大学院医学系研究科教授
中野 貴志 核物理研究センター長・教授
主催者挨拶を行う西尾章治郎総長
パネルディスカッション「ウィズコロナの経験を活かして」の様子