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2020.12.16 Wed
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年末年始に向けた感染防止対策のお願い

今年も残すところあと僅かとなりましたが、2020年は新型コロナウイルス感染症と向き合う一年となりました。新型コロナウイルス感染防止対策について、本学学生・教職員の皆さんの長きにわたるご協力に深く感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症は、私たちの日常生活を一変させました。特に、学生の皆さんにおかれては、オンラインによる授業の実施や課外活動への制限、さらには入学式や大学祭の実施見送りなど、学生生活の変化に大きく戸惑われたのではないかと案じています。また、教職員の皆さんにおかれても、こうした変化への対応にひと際ご苦労をなされてきたのではないかと思います。

このような状況の中、本学では、教育・研究活動への影響が最小限となるように、そして、学生の皆さんの学生生活が充実したものとなるように、できる限り平常時に近い状態で大学活動を行えるよう対応を進めてまいりました。

そのため、本学では、突発的な感染者の発生は想定しつつも、できる限り感染から身を守り、感染者が出た場合でもそこからの感染拡大を防ぐことに主眼を置いた感染防止対策を実施しているところです。これまで本学においても50人を超える感染者が出ていますが、教育・研究活動においては感染防止対策を適切に実行していただいており、このため、これまで学内で感染拡大を起こしたケースはなく、対策は有効に機能しているものと考えています。

これから年末年始を迎え、公私においてさまざまな行事が増える時期ではありますが、 感染拡大を防ぎ、教育・研究活動の平常化を保つためには、継続的な感染防止対策の徹底が不可欠です。特に、1月中旬には大学入学共通テストが控えており、大学として万全の状態で入試の時期を迎えるには、年末年始の過ごし方が極めて重要になります。

もとより、大阪府において医療非常事態宣言が発出されたように、このたびの第3波と呼ばれる感染拡大により、 全国において医療体制がひっ迫しており、こうした状況を克服するためには、一人ひとりの行動変容が強く求められています。

つきましては、本学の学生・教職員の皆さんにおかれては、皆さんの命と、皆さんを支えてくれている人々の命を守るため、そして今般の危機的状況を共に乗り越えるために、引き続き、 別紙 の感染防止対策の徹底にご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

2021年が幸多き飛躍の一年となりますようお祈り申し上げます。

総 長  西尾 章治郎

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