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大阪大学と理化学研究所放射光科学研究センターとが放射光科学分野におけるリサーチ・リンケージの形成に関する研究協力協定を締結
2019.12.25 Wed
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大阪大学と理化学研究所放射光科学研究センターとが放射光科学分野におけるリサーチ・リンケージの形成に関する研究協力協定を締結

11月21日、国立大学法人大阪大学と国立研究開発法人理化学研究所放射光科学研究センターとの間において、双方が有する研究設備等の活用により、研究開発の迅速化及び放射光科学分野における人材の育成に貢献し、我が国の科学技術の一層の活性化に寄与するため、放射光科学分野におけるリサーチ・リンケージを形成することを目的とした、研究協力協定を締結しました。

今後、それぞれの研究開発の迅速化を目的として双方のビームライン、専用施設間でのビームタイムの交換・融通を可能とする制度を検討して実施するとともに、本学の大学院生が理化学研究所の運営するSPring-8での研究を通じてより広い視野を得られるような施策を立案して実施していきます。

本学では、SPring-8に核物理研究センターが2本、蛋白質研究所が1本の特徴ある専用ビームラインを有していますが、本協定により、新たな異分野融合研究の開拓や新たなユーザーの獲得が促進されることが期待されます。

また、今年度採択された先導的量子ビーム応用卓越大学院プログラムの研修の場としてSPring-8を活用することにより、加速器を用いた新たな価値の創出を世界的に先導する人材の育成が進むことも期待されます。

これまでも様々な分野で理化学研究所との連携を深めてまいりましたが、この協定の下で共同研究を拡大させることで互いの研究力の更なる向上を目指します。

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