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ノーベル賞受賞者 湯川秀樹博士の姿が蘇る!湯川博士の研究史料99点や写真39点が 閲覧可能に
●概要
このたび、大阪大学総合学術博物館湯川記念室において、湯川秀樹 博士が記し残した研究史料などを広く一般の方々に知っていただき、科学に対する興味を深めていただくことを目的に、ホームページを大幅にリニューアルいたしました。 湯川博士は1933年に大阪帝国大学理学部講師(兼任)、翌1934年には専任講師となり、1936年から1939年5月まで大阪帝国大学理学部助教授を務めました。この間、湯川博士は素粒子物理学の研究に従事し、中間子論を発展させました。特に、1934年11月中間子論第1論文を発表し、この研究成果により1949年、日本で最初のノーベル賞を受賞しました。 今回のリニューアルにより、ノーベル賞受賞者である湯川博士の研究活動や人となりをよりよく理解できるホームページとなりましたので、是非ご覧ください。特に、大阪帝国大学時代に残した論文や講演の原稿、研究ノート、学会の発表プログラムからは湯川博士の凄まじい研究生活が蘇ります。 |
湯川博士論文
湯川博士とご夫人 |
●事業の背景
これまで京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室にて管理保存されている湯川博士の資料は、一般の方が簡単に見られるものではありませんでした。今回、京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室のご協力をいただきながら、大阪大学総合学術博物館湯川記念室のホームページリニューアルとあわせ、大阪帝国大学時代の90 点以上の論文や講演の原稿、計算ノート、手紙などの歴史的史料がホームページで閲覧いただけるようになりました。
公開ページについて
大阪大学総合学術博物館湯川記念室ホームページ
https://www-yukawa.phys.sci.osaka-u.ac.jp