2015年

平成27年度大阪大学職員研修 英語リスニング・e-mailライティング講座

平成27年8月31日(月)、9月8日(火)の2日間にわたり標記研修を実施しました。

今回の研修は、英語リスニングとe-mailライティングに必要なスキルを学習し、英語による実務対応能力の向上を図ることを目標に実施し、英語リスニング講座には、82名、e-mailライティング講座には、20名の職員が受講しました。

英語リスニング講座では、アルク教育社の 常行 まゆみ講師によるCD教材を用いた聞き取り練習や英語を語順のまま理解する意味処理練習を実践し、聞き取りできない原因がどこにあるのかを分析することにより、今後の自己学習方法を修得しました。 また、e-mailライティング講座では、同社 吉中 昌國講師による講義や演習を通じて、日本語と英語の単語にある意味のギャップを理解し、より英語文化に適合したビジネス表現を身につけるための英作文演習などをおこないました。

受講者の多くから実際の業務に役立つ非常に有意義な研修であったとの感想をいただき、好評を博しました。

英語リスニング講座

e-mailライティング講座

インドネシア共和国・インドネシア大学との大学間学術交流協定調印式

6月28日(日)、インドネシア共和国・インドネシア大学(以下、「UI」)学長が、本学が主催する環太平洋大学協会年次学長会議ご出席に併せて、大学間学術交流協定調印式のために訪問されました。

UIはインドネシア国内屈指の大学であり、同国との大学間協定校は、バンドン工科大学、ガジャマダ大学に続き3校目となります。本学とは、これまで言語文化研究科と接合科学研究所が実施するカップリング・インターンシッププログラムなどによって交流を深め、今回の締結に至ったものです。

本学からは平野総長、岡村理事、東島理事、相本理事、馬場理事が、UIからはMuhammad ANIS学長が出席し、調印を行いました。調印式は終始和やかな雰囲気で進み、両大学のさらなる連携の重要性を確認しました。この協定をきっかけに研究分野での相互交流の促進が期待されます。

協定書を手に握手する平野総長とMuhanmmad ANIS学長

両大学の意見交換の様子

大阪大学欧州同窓会が開催されました

4月25日(土)、ロンドン市内のホテル「The Montague on the Gardens」で大阪大学欧州同窓会が開催され、約40名の同窓生、大阪大学教職員等が参加しました。

同窓会では、同窓生代表の沖田利通氏による挨拶に引き続き、岡村康行理事・副学長による最近の本学の活動を紹介するプレゼンテーションが行われました。

岡村理事から、海外で活躍する大阪大学の卒業生、旧在籍者等を顕彰する「Global Alumni Fellow」の称号が、大津欣也教授(King’s College London)、鈴木憲教授(Queen Mary University of London)、成田匡志博士(University of Cambridge)に授与されました。

参加者同士の歓談や交流する姿が見られ、盛会のうちに終了しました。

称号授与者との記念撮影                     参加者の様子

第4回日独6大学学長会議(HeKKSaGOn University Consortium)

2015年4月16日から17日にかけて、東北大学において第4回日独6大学学長会議(HeKKSaGOn University Consortium The 4th German-Japanese University Presidents’ Conference)が開催されました。今次のテーマは“Building venues for the creation of new knowledge and values”(新しい知や価値の場の創造について)であり、初日のプレゼンテーションで平野 俊夫総長は、留学生の受入れ・学生の海外派遣の倍増、国際共同研究促進プログラムによる「国際ジョイントラボ」の拡充、次世代グローバル大学院組織「世界適塾」大学院構想など種々の取組に触れつつ、「世界適塾」の理念である「調和ある多様性の創造」について紹介しました。

2日目の午前には、日独6大学の学長、副学長による包括的な意見交換が行われ、コンソーシアム内の教育・研究連携や人的交流の促進、それらの活動を支援するための資金の確保や広報の在り方などについて議論が行われました。

本学からは、平野総長、相本 三郎理事・副学長、岡村 康行理事・副学長に加え、ライフサイエンス、エネルギー、人文社会科学のほか、8テーマの研究セッションに計15名の教員及び大学院学生が参加しました。各セッションでは、専門的観点から6大学間の連携・協力の深化に向けた議論が行われました。

午後からの全体会議では、各セッションの報告の後、共同宣言書への署名が行われました。次回は2016年秋にカールスルーエ工科大学で開催される予定であり、2018年春には大阪大学で開催することが決まっています。

国連創設70周年記念シンポジウムに本学副学長 星野俊也教授がパネリストとして出席

2015年3月16日(月)、国連大学本部 ウ・タントホールにて、国連創設70周年記念シンポジウムが開催されました。「岐路に立つ国連:改革と刷新の年に向けて」をテーマに日本国政府および国連大学が共催で企画、安倍晋三内閣総理大臣および藩基文国連事務総長も出席され、ハイレベルの記念シンポジウムとなりました。本シンポジウムの第二部パネルディスカッションに、本学副学長 星野俊也教授がパネリストとして登壇し、国連安保理の望ましいかたちなど、国連改革の課題について提言しました。

シンポジウムの概要については、以下URLをご参照ください。

外務省:国連創設70周年記念シンポジウム「岐路に立つ国連:改革と刷新の年に向けて」(結果)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/unp_a/page22_001878.html

左よりアインジーデル国連大学政策研究センター長、中山外務副大臣、チャポンダ・マラウイ共和国外務・国際協力大臣、田中JICA理事長、オショティメインUNFPA事務局長、星野大阪大学副学長

写真提供:Christophersen / UNU

インド科学教育研究大学(IISER)とのジョイント・ワークショップ

2015年2月23日(月)、在京インド大使館において開催されたインド科学教育研究大学(Indian Institutes of Science Education and Research : IISER)とのジョイント・ワークショップに、岡村 康行理事・副学長が出席しました。

本ワークショップは、インドに5つある科学教育研究大学の学長が来日する機会を捉え、在京インド大使館と文部科学省(MEXT)、科学技術振興機構(JST)及び日本学術振興会(JSPS)が共催し、本邦国立大学7校に呼びかけワークショップを行うことになったもので、日本側は副学長等が出席し開催されました。

インド科学教育研究大学はインドで最高に位置する科学教育研究機関で、2006年以降、コルカタ、モハーリ、プネー、ボーパール及びティルヴァナンタプラムの各地区に設置されており、本会議では、互いの大学の教育・研究交流の推進を図り、パートナーシップの構築と維持を目的に開催されたものです。

ワークショップでは、ディーパ・ゴパラン・ワドゥワ駐日インド大使及び土屋文部科学審議官からの両国代表挨拶に続き、文部科学省科学技術・学術政策局及び高等教育局担当官、科学技術振興機構経営企画部及び日本学術振興会国際事業部担当者から、それぞれ施策説明が行われました。

次に、各インド科学教育研究大学及び大阪大学岡村理事・副学長を含む本邦6大学からそれぞれ大学概要や学術交流等の取組みを内容とするプレゼンテーションが行われ終了しました。

懇談会場では、和やかな雰囲気の中、相互にネットワーキングが図られました。

プレゼンテーションを行う岡村理事・副学長

カタール国・カタール大学との大学間学術交流協定調印式

2015年2月20日(金)、カタール国・カタール大学(以下、「QU」という。)と本学との大学間学術交流協定調印式を行いました。本学からは岡村理事が、QUからはSheikha Abdulla Al-Misnad学長が出席され、調印を行いました。

QUとは言語文化研究科と接合科学研究所によるカップリング・インターンシップをはじめ活発な交流が行われており、本協定の調印に至ったものです。

両大学のさらなる連携の重要性を確認し、教育及び研究での相互交流の更なる活発化が期待されます。

署名に臨む岡村理事とカタール大学・Al-Misned学長

両大学関係者集合写真

大阪大学タイ同窓会

2015年2月7日(土)、バンコク市内のホテル「グランドミレニアムスクンビット」で大阪大学タイ同窓会が開催され、岡村康行理事・副学長、白川功名誉教授、古城紀雄名誉教授、関達治名誉教授をはじめ、約80名の同窓生、大阪大学教職員等が参加しました。

同窓会では、タイ同窓会会長、咲耶会バンコク支部長の挨拶、岡村理事・副学長による最近の本学の活動を紹介するプレゼンテーション、Global Alumni Fellowの授与式が行われました。

授与式の後は各々に歓談が行われ、参加者同士で交流する姿が見られ、盛会のうちに終了しました。

岡村理事・副学長による最近の本学の活動の紹介

集合写真

JUNBA2015

2015年1月8日、9日に開催された米国内に海外拠点を持つ日本の主要大学が参加する「JUNBA2015」に、本学から星野副学長、樺澤北米センター長他9名が参加しました。これは2006年に発足したサンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク(JUNBA; Japanese Universities Network in the Bay Area)が毎年開催しているものです。

開催初日の8日にはAimee Dorrカリフォルニア大学機構プロボスト兼副総長がカリフォルニア大学におけるプロボストの役割などについて、また、C. Judson Kingカリフォルニア大学バークレー校高等教育研究センター長がカリフォルニア大学における教員組織である大学評議会(Academic Senate)の役割などについて講演を行いました。

講演終了後には、在サンフランシスコ日本国総領事館及び日本学術振興会主催の日米学術交流会が開催され、領事館関係者や日米大学関係者間の情報交換が行われました。

翌9日の午前中は、文部科学省高等教育局高等教育企画課国際戦略分析官の太田和良幸氏による基調講演が行われました。その後、参加大学によるポスターセッションが行われ、樺澤北米センター長等がセンターの活動や課題を紹介しました。

午後からは日本の20大学が参加して大学間討論を行い、星野副学長が大阪大学の取組について発表も行いました。

2日間にわたって開催された「JUNBA2015」には約100名以上の日米大学関係者が参加し、盛会のうちに終了しました。

JUNBA関係者集合写真

大阪大学の取組を紹介する星野副学長

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