2024年度
● マンチェスター大学の副学長一行が来訪されました
2025年1月21日(火)に、本学のグローバルナレッジパートナーであるマンチェスター大学からStephen Flint 副学長他1名が、深瀬浩一 理事・副学長と山本ベバリー・アン 理事・副学長を表敬訪問されました。
本学からは、グローバルイニシアティブ機構の能町正治 欧州拠点長と大林小織 准教授が同席しました。同大との大学間学術交流協定を中心に今後の連携拡大について懇談を行いました。
● ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)とジョイントシンポジウムを開催しました
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と大阪大学は、2024年11月11日から12日にかけて、加齢と認知症に関する学際的なシンポジウムをUCLで共催しました。UCL Faculty of Brain SciencesのGill Livingston 教授と大阪大学医学系研究科の池田学 教授が中心となって開催され、UCLから22名、大阪大学から13名の研究者が分野横断的に参加し、世界規模の重要な題に取り組むための研究協力に向けた幅広い議論が行われました。
UCLと大阪大学は2019年から加齢と認知症という研究テーマについて、バーチャル共同研究室を設立し、さらに覚書を締結して共同研究を進めてきました。
参加された研究者の熱意が感じられ盛況の中、本シンポジウムは終了しました。今後の交流の更なる深化が期待されます。
● International School on Advanced Immunologyにユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)およびメルボルン大学の若手免疫学研究者を招へいしました
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)とボン大学ImmunoSensation2が共同開催した第3回International School on Advanced Immunology(2024年10月27-31日、淡路夢舞台国際会議場)に、大阪大学とそのグローバルナレッジパートナー(GKP)としてIFReCと連携をするユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)およびメルボルン大学からそれぞれ3名の若手研究者を招へいしました。またUCLからはLucy Walker教授も講師として参加しました。
本スクールでは、全世界から336名もの応募者の中から選抜された大阪大学の若手研究者3名を含む53名が参加しました。免疫学の第一線で活躍する免疫学者15名による講義のほかに、各参加者が研究成果発表を行いました。発表される研究成果が極めて高い水準であることや、今後の免疫学を担う同世代研究者とのネットワークの形成に高い効果があったことで、非常に高い評価が得られました。このスクールにより世界の若手免疫学研究者の育成に貢献しています。
選抜により、大阪大学のGKPであるモナシュ大学からも1名の若手研究者が参加しました。
● 第26回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナーを開催しました
2024年11月6日(水)から8日(金)にかけて、第26回大阪大学―上海交通大学学術交流セミナーが上海交通大学にて開催されました。本セミナーは、本学のグローバルナレッジパートナーである上海交通大学との間で、1995年から両大学で交互に主催しているものです。本学からの20名の参加者を含め、あわせて約100名超が参加し、盛大なセミナーとなりました。
今回の交流分野は、「接合分野」、「材料分野」、「レーザー分野」、「船舶海洋分野」、「産業バイオテクノロジー分野」、「燃焼工学分野」、「スマートシティ分野」の計7分野で、分野ごとのワークショップや施設見学は、会期中に上海交通大学内の各会場に分かれて行われました。
11月7日のオープニングセレモニーにおける、深瀬浩一グローバル連携担当理事・副学長と上海交通大学の周承Deputy Secretary of the CPC SJTU Committeeの開会挨拶では、この学術交流セミナーの長年の継続により、世代を超えて交流が引き継がれていることをお互いにたたえ合うとともに、これまでの交流の更なる深化と、交流分野拡大への期待が述べられました。
続いて、今回のセミナーを開催した分科会の代表者から、研究連携の実績や進捗等について説明がありました。最後に、今後もこのセミナーを継続し、更なる連携強化を図ることが確認されました。
<上海交通大学 周承Deputy Secretary of the CPC SJTU Committee>
<大阪大学 深瀬浩一グローバル連携担当理事・副学長>
<オープニングセレモニーの様子>
また、オープニングセレモニーに先立ち、上海交通大学の周承Deputy Secretary of the CPC SJTU Committeeと深瀬浩一理事・副学長とで懇談が行われました。懇談では、深瀬理事・副学長が2025年の大阪・関西万博において発信される「いのち宣言」に向けた取り組みについて説明し、上海交通大学側の賛同を得ました。また、両校が長きにわたり交流を続けてきた歴史を振り返り、今後も研究・教育の発展のために、さらに緊密に連携していくことで合意しました。
<Meeting>
<懇談後の記念撮影>
● 上海交通大学から学長一行が来訪されました
2024年10月30日(水)に、上海交通大学からDing Kuiling 学長他5名が、西尾章治郎 総長を表敬訪問されました。
本学からは深瀬浩一 理事・副学長、山本ベバリー・アン 理事・副学長の他、堂目卓生 総長補佐、グローバルイニシアティブ機構の小溝裕一 東アジア拠点長、張希西 特任助教が同席しました。両大学の紹介を行った後、同大学との今後のさらなる連携の可能性について積極的な意見交換が行われました。
続いて、御一行は深瀬浩一 理事・副学長、堂目卓生 総長補佐、並びにグローバルイニシアティブ機構の大林小織 准教授と懇談されました。
<表敬後の記念撮影>
<研究者懇談の記念撮影>
● グローニンゲン大学から学長一行が来訪されました
2024年10月10日(木)に、グローニンゲン大学からJacquelien Scherpen 学長他9名が、西尾章治郎 総長を表敬訪問されました。
本学からは深瀬浩一 理事・副学長、山本ベバリー・アン 理事・副学長、田中学 理事・副学長、堂目卓生 総長補佐、藤田清士 総長補佐の他、基礎工学研究科の河原源太 教授、グローバルイニシアティブ機構の能町正治 欧州拠点長、大林小織 准教授が同席しました。
懇談では、両大学のさらなる連携促進に向け、活発な意見交換が行われました。御一行は表敬訪問の後、産業科学研究所及び基礎工学研究科を訪問されました。
● IFReC と ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)が免疫学に関する3回目のシンポジウムを共同で開催しました
大阪大学とそのGlobal Knowledge Partnerであるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)との免疫学に関する3回目の合同シンポジウム” The 3rd UCL-OU IFReC Joint Symposium on Immunology”が、2024年9月26日(木)-27日(金)の2日間にわたり大阪大学において開催されました。
1日目は大阪大学8名とUCL7名の研究者による最先端の免疫学研究に関する講演が谷口記念講堂にて開催されました。講演には80名以上の参加者が集い、最新の知見や技術についての議論が活発に行われました。2日目はUCLとIFReCの研究者同士で個別のディスカッションが行われました。講演を踏まえた具体的な共同研究のアイディアや今後の連携について意見交換が行われ、より深い交流が図られました。
今後、UCLとの免疫学における国際共同研究の推進や研究者・学生の交流の発展が期待されます。
● 山本ベバリー・アン理事・副学長がグローニンゲン大学を訪問
2024年5月23日及び24日に、本学のグローバルナレッジパートナー(GKP)であるグローニンゲン大学で開催された創立410周年を記念した「Strategic Partner Forum」に、山本ベバリー・アン理事・副学長とグローバルイニシアティブ機構の能町正治欧州拠点長が参加しました。
5月23日午前、グローニンゲン大学のRectorであるJacquelien Scherpen教授から歓迎の挨拶がありました。その後、Europe-East Asia Relations のJong教授からEurocultureについての紹介があり、山本理事がコメントされました。
23日午後、グローニンゲン大学のPresidentであるJouke de Vries教授からの挨拶と2016年にノーベル賞を受賞されたFeringa教授による講演会の後、国際化をテーマとした活発なディスカッションが行われました。
24日午前、"Impact Creation in Disaster Mitigation and Preparedness"を主題としたディスカッションが開かれ、グローニンゲン大学、ガジャマダ大学及び本学の教員が参加しました。山本理事からリモートで参加した人間科学研究科の杉本めぐみ准教授が紹介され、防災に関する研究紹介が行われました。その後、能町欧州拠点長による浜通り環境放射線研修の紹介がありました。3大学からの参加者は、今後の共同研究や連携について活発に議論しました。