奨学金

奨学金  
 私費留学生にとって、日本での生活費を確保することは大変なことです。誰でも、アルバイトの時間を極力減らし学業に専念するために奨学金を獲得したいと思っていますが、奨学金の申請は競争が激しく、現実は大変厳しいことを承知しておいてください。本学の場合は、例年、約4割の私費留学生が、何らかの形で奨学金の給付を受けています。
 本学に届けられた奨学金の募集通知については、該当部局に周知されています。応募方法は、大学から推薦するものと本人の直接応募によるものがあります。大学から推薦するものについては、部局の選考を経て事務局から募集先の財団等に推薦されます。
 部局での留学生に対する周知は、通常、掲示板で行われますので、見落としのないよう注意して、必ず定められた期限内に手続きを行ってください。
 なお、国費留学生に採択される以外に、来日前に受給が確定できる奨学金としては、日本留学試験で非常に良い成績を得た学生があらかじめ私費外国人留学生学習奨励費の受給が1年間保証される制度がありますが、その他の奨学金(民間奨学金)については、来日後所属する学部・研究科から申請する必要があります。

  1. 私費外国人留学生学習奨励費(日本学生支援機構)
    私費留学生で、学業、人物ともに優れかつ経済的理由により修学が困難な学生に対して学習奨励費を支給する制度です。申請書を提出し、選考の結果認められれば、学部レベルの留学生については月額48,000円、大学院レベルの留学生については月額65,000円が給付されます。(2014年度)
  2. 民間奨学団体などの奨学金
    民間の奨学団体や地方公共団体が提供する奨学金制度があります。奨学金の額は月額3万円から20万円程度までさまざまですが、概ね5万円から10万円のものが中心となります。奨学金によってそれぞれ、応募資格・募集人員などが異なります。募集通知は、随時各部局で掲示されます。応募したいものがあったときは、所属部局の担当係に申し出てください。
    なお、毎年、募集が行われている奨学金については、 日本学生支援機構 のホームページで情報を得ることができるので、参考にしてください。

授業料免除
 学業優秀であり経済的理由によって学費納付が困難な私費留学生に対しては、授業料免除の申請をすることも出来ます。授業料免除のしおりは学生センター、全学教育推進機構、各部局で配布されます。願書の提出期限はおおむね前期分については3月下旬、後期分については9月下旬です。詳細は「 授業料(入学料)免除 」まで。  


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