語学教育の充実
交換留学制度や短期語学研修などの海外留学プログラムの拡充や海外留学サポートの充実。多言語に精通し、専門的な学問の素養を備えたグローバル人材を養成するプログラムを開設。
◆学生の海外派遣
◆マルチリンガル・エキスパート養成プログラム
現代のグローバル社会で活躍する有為な人材を育成するという理念のもとで取り組む大阪大学の部局横断的なプログラム。多言語に精通するとともに、専門的な学問の素養を備えた人材を養成することを目的とする。
1.外国語学部・人文学研究科言語文化学専攻、外国学専攻、日本学専攻応用日本学コースの学生が、文系学部と一部の理系学部及び、文系研究科と一部の理系研究科が開設する専門教育レベルの授業を体系的に学修することができるプログラム
2.全ての学部・研究科の学生が、外国語学部・人文学研究科外国学専攻が開設する専門教育レベルの授業を体系的に学修することができるプログラム
3.国際学会での研究発表を念頭に置いた英語発信力を強化するため、専門性の高いネイティブ講師による英語プレゼンテーション及び英語ライティングの個別指導を行う「Academic English Support Deskプログラム」
◆英語力強化タスクフォース
学生の語学力強化、英語教育の在り方について「英語力強化タスクフォース」にて検討 (2016年10月に提言をとりまとめ)
新たな組織体制において語学教育を充実
◎マルチリンガル教育センターの設置(2018年度)
・英語教育新カリキュラムの実施(2019年度~)
*eラーニングとTOEFL ITP受験を有機的に結びつけ、学生の英語力を段階的に向上させる教育システムを構築、運用を開始
*読む・聴く・書く・話すの4技能を総合的に習得させ、学生の英語発信力を強化するカリキュラムを開始
・理工系専門英語教材の開発(2019年度~)、教材の授業での試行開始(2021年度~)
・本学の強みである25言語の語学教育の展開をさらに多様化し、国際性涵養教育の充実を促進
・学生の自主学習を促進するとともに英語・日本語・多言語の学習サポートを行う「OUマルチリンガルプラザ」を開設(2020年度~)
・高度国際性涵養教育(学部)に、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語に関連する科目を提供(2021年度~)
・TOEIC対策夏季集中講座の実施(全学部・大学院生を対象)(2022年度)
・TOEIC IPテストの実施(全学部・大学院生を対象)(2022年度)
・TOEIC対策集中講座の実施(全学部・大学院生を対象)(2023年度)
・TOEIC IPオンラインテストの実施(全学部・大学院生を対象)(2023年度)
◆日本語・日本文化に関する教育研究の学内リソースの集結・連携による国内屈指の教育研究拠点の形成
グローバル日本学教育研究拠点(Global Japanese Studies Education and Research Incubator, 略称GJS-ERI)は、人文・社会科学系の各部局でなされているディシプリン・ベースの取組の成果を踏まえつつ、教育研究の両面で次のような新たな展開を牽引していくことを目的として、2020年12月1日に設置されました。
まず、研究面では、「日本」を手がかりとして人文・社会科学の最先端の学問的対話が交わされる新たな学際的・国際的学術プラットフォームを構築することを目指しています。そのような新たな学術プラットフォームとして「グローバル日本学」を構築し、「日本」からグローバル・アカデミアに向けた研究発信力の強化を達成することが、本拠点の研究面での目的です。
つぎに、教育面では、そのような研究成果を学際的・社学連携的な教育プログラムとして展開することを目指しています。日本の文化や社会についての幅広い知識は、理系を含むあらゆる分野の学生にとって、研究成果を社会実装しようとする際の基礎的素養として役立ちます。研究成果を社会実装するための基礎学として「日本学」を位置づける立場から、学際的・社学連携的な教育プログラムを展開し、「日本」発の独創性をそなえたグローバル人材を育成することが、本拠点の教育面での目的です。
▶グローバル日本学教育研究拠点ホームページ: https://www.gjs.osaka-u.ac.jp/