参加学生の声(OUICP-S)フロンティア・エンジニアリング/Frontier engineering

フロンティア・エンジニアリング(Frontier engineering)
TRAN CONG HUANさん(ベトナムの学部4年生。2024年春にOUICPに参加)
School of Chemical Engineering, Hanoi University of Science and Technology
フロンティア・エンジニアリング(Frontier engineering)
インターンシップの様子
3単位履修【共通科目】SDGSとアジア太平洋地域II(必修)【海外実習科目】ラボスタディ(工学研究科応用化学専攻 高分子材料化学領域  宇山研究室)、インターンシップ(ガス・化成品が主力商品でベトナムにも事業展開している大手企業)

Q1. OUICP-Sに参加した動機を教えて下さい。

プログラムを所属大学の指導教員から紹介され、将来日本で働くことを目指していたこともあり、日本の文化や研究技術を学ぶ貴重な機会だと思い参加しました。日本留学中は、工学研究科宇山研究室でバイオマスプラスチックスの技術を学び、さらに企業での10日間のインターンシップも経験しました。

Q2. 留学中で一番楽しかった体験は何ですか?

宇山研究室で世界各国からの留学生と知り合い、共に学び交流できたことがとても楽しかったです。

Q3. 留学中ではどんなことが課題でしたか?

最初は日本語が話せないことで言葉の壁がありましたが、研究室の仲間が非常にフレンドリーに接してくれたおかげで、英語を使用して会話を楽しみ、乗り越えることができました。

Q4. 研究環境は、あなたの所属大学での経験と比べてどうですか?

知識や情報の取得方法はベトナムとあまり変わりませんが、日本の研究室で使用する実験器具は母国では触れたことのない最新のものでした。また、先生方や先輩の実験方法に対する知識のレベルや安全意識も非常に高かったです。

Q5.今回のOUICP-Sの経験が将来の学術的またはキャリア上の目標にどのように貢献すると考えていますか?

将来日本での就職を目指しているため、研究室で関連技術を学び、企業でのインターンシップで職務経験を積むことは、今後のキャリアを考えるうえで、大いに役立ちました。先生方や学生との交流も、日本の文化を理解する貴重な機会となりました。将来的には、何年か企業で就職した後に、より専門的な知識を学ぶために大阪大学で修士課程を目指すことも考えていきたいです。

Q6.留学を振り返って、留学を検討する学生の皆さんに何かアドバイスはありますか?

留学の目的を明確として参加することで、短い期間でも価値のある留学ができると思います。また、日本語での基本的な挨拶を覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになり、より多くの技術や文化を学べる機会が増えるでしょう。とにかく大阪大学留学中のすべての経験が素晴らしく、多くの学生に体験してほしいです。