<2023/7/20> 「生理用品をトイレ内で入手できる社会」 の実現をめざして 大阪大学人間科学研究科が企業 2 社と大阪大学オムニサイト協定締結 調印式:7/28(金)11:00 ~@吹田キャンパス 人間科学研究科

「生理用品をトイレ内で入手できる社会」の実現を目指して、このたび、段ボールのメーカーであるタマパック株式会社、および商社である株式会社日本電商と、大阪大学人間科学研究科は「大阪大学オムニサイト(OOS)」協定を、7 月 28 日(金)に結びました。

これまで大阪大学ユネスコチェアMeW ミュー プロジェクトでは、「月経をめぐるウェルビーイング」の向上を目指して、研究・実践を展開してきました。生理用品をトイレ内で衛生的に提供でき、エコにも配慮した段ボール製・組み立て式のディスペンサー(MeW ディスペンサー)を開発し(特許出願中)、大阪大 学内の全キャンパスに展開、さらに他の教育機関や自治体への普及も図ってきました。しかし、「生理 用品をトイレ内で入手できる社会」を実現し、「月経」に関わるジェンダー特有の社会課題を解決するには、さらなる製品開発や生産等も含めた乗り越えるべき壁が多く存在しています。

OOS は、大阪大学人間科学研究科附属「未来共創センター」をベースとする「場」づくりです。今回 協定を結んだ組織が、共に「場」に関わり、それぞれの経験と知見を融合することで「共創知」を生み出し、社会課題を解決していくことを目指します。

詳しくはこちらのPDFをご覧ください。

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