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<2023/5/17>iPS 細胞から作製した心筋細胞シートの医師主導治験 治験計画後半の移植実施報告 【記者発表:5/19(金)10時~@大阪大学東京オフィスおよびオンライン】
大阪大学大学院医学系研究科の澤 芳樹 特任教授(未来医療学寄附講座)らの研究グループは、日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと、iPS 細胞(人工多能性幹細胞)から作製した心筋細胞による心筋再生治療の開発を進めてきました。これまで、研究グループは、虚血性心筋症で心臓の機能が低下したブタにヒトiPS 細胞から作った心細胞をシート状に加工して移植する研究を実施し、心臓の機能を改善させることに成功しています。さらにヒトiPS 細胞からヒトに移植可能な安全性の高い心筋細胞を大量に作製し、シート状に加工することに成功しました。2019 年10月、厚生労働省/医薬品医療機器総合機構(PMDA)に医師主導治験計画届書を提出し、2020 年1 月に第1例目の被験者にiPS 細胞由来心筋細胞シートを移植し、2023年3 月に、計画されていた目標症例数に対する移植を完了しました。現在のところ、移植手術後の経過は、順調に推移しております。
5月19日(金)10時からの記者発表(東京会場およびオンライン)では、この医師主導治験の治験計画後半の取組などについてご報告いたしました。
詳しくはこちらのPDFをご覧ください。
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