先輩メッセージ1
大阪大学では、教職員が一丸となり、これまでにも増して、“個性豊かなキャンパスづくり”、“業務の効率化”、“サービスの向上”などに積極的に取り組んでいます。そして、大阪大学全体の“クオリティ”のさらなる向上を目指しています。
<研究協力・産学連携>
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【現在どのような仕事をしていますか?】 ①外部資金の受入から執行、予算管理 ②各種検査対応 ③二国間交流事業に係る研究交流経費の経理事務 外部資金のうち、主に受託研究の受入から執行、実績報告までの仕事を行っています。国立大学では法人化後、運営費交付金が年々削減され、外部資金 の獲得がますます重要となっています。その外部資金の中でも、公的研究資金は研究規模や金額が大きく、委託元毎に厳しいルールが存在し、経費執行の際、苦 労することも多々あります。しかし、研究成果がメディアに登場したり、研究者が賞を受けたりすると、最先端の研究に携わっているという実感の湧く、やりが いのある仕事です。
【大阪大学に採用になってからこれまでの感想 】
休日は、映画や買い物、食事に行ったり、外に出かけることが多いですが、家で好きな音楽を聴きながら、ゆっくり過ごす時間も大切にしています。ま た、職場の同僚に誘われて、バーベキューやテニスをすることもあります。そして、年に一度は海外旅行に出かけ、日本と異なる文化に触れ、日常生活を忘れて リフレッシュしてきます。オン・オフのはっきりした生活を送ることができるので、仕事だけでなく、私生活でも充実した日々を過ごしています。
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<国際交流>
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①大阪大学の協定校との交換留学(受入れ・派遣)に関する業務 ②短期海外研修プログラムの運営 ③各種海外留学関連奨学金に関する事務 大阪大学は世界各国の大学と学術交流協定を締結しており(平成22年5月現在、大学間協定校79校・部局間協定校331校)、中でも、学生交流 の覚書を交わしている協定校との間で、交換留学を盛んに行っています。現在の部署では、主にそうした海外の協定校からの交換留学生の受入れと、本学学生の 協定校への派遣に関する業務を行っています。日常的に海外の大学関係者や留学生と接し、大阪大学が「世界に開かれた大学」であることを肌で感じながら仕事 をしています。
一言で言えば、「話せる職場」ということです。大阪大学の組織は大きく、業務も多岐に渡っています。特に新しい課題に取り組む際には、自分が日常 的に担当する仕事の外にも目を向け、より広い視点から問題に向き合う必要があります。大阪大学という職場には、そんな時に教職員が胸襟を開いて活発にコ ミュニケーションを図り、意見を交わす気風があると感じています。この過程が優れたアイデアを生み、教職員の相互理解や個人の知識を深めることに役立って いると思います。
家でゆっくりしていることが多いですが、同期の仲間たちと遊ぶこともよくあります。他にも、阪大職員サッカー部(参加者募集中!)を作って活動し ており、時には休日に大学のグラウンドに出かけて、一緒にサッカーを楽しんでいます。普段仕事で関わることの少ない部署の方や、教員、研究者、学生と、色 々な方とのネットワークを作ることができる良い機会にもなっています。
現在の学生交流の仕事に関しては、総長が本年の年頭所感において述べられた、「大阪大学で学ぶ全ての学生が、在学中に海外留学を経験し、国際感覚 を養う」という目標の実現に向け、尽力したいと思います。具体的には、交換留学を軸に、各種海外留学プログラムの効果的な広報と機会の拡大を図っていきた いと考えています。また個人的には、同僚や教員、そして学生さんから信頼されるような「良い仕事」ができるよう、日々努力していきたいと思います。
“Live Locally, Grow Globally”の理念のもと、大阪大学が地域から、そして世界から、より大きな信頼を受け、応援される大学となるために、私たちと一緒にチャレンジしてみたいという方、是非とも大阪大学の門を叩いてください!
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<学生支援>
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【現在どのような仕事をしていますか?】 ①学生の課外活動に関する業務 ②課外活動施設の管理運営に関する業務 ③大阪大学育友会に関する業務 課外活動は、正課の教育と同様に大学教育において重要な役割を担うものであり、この課外活動を学生が円滑、適切に行えるようサポートしています。 具体的には、130近くある大学公認団体に対する様々な支援業務や、課外活動施設の使用に関する業務等を行っております。毎日、多くの学生が手続きに訪れ るので、窓口対応も日常業務の一つです。
【大阪大学に採用になってからこれまでの感想 】 現在の職場である「学生センター」には、毎日多くの学生が訪れます。多種多様な質問を受けることも多 く、配属当初は一人で窓口対応ができず不安を覚えました。今でも時折質問に即答できない時もあり焦ることもありますが、多くの学生と触れ合うことができる 良い機会だと思います。また、自分が行ってきた業務を振り返り、反省すべき点や改善すべき点を考え、次の業務に役立てていくことができ、非常にやりがいを 感じています。
休日は、しっかり休養をとり、心も身体もともにリフレッシュするよう心掛けています。掃除や洗濯な ど、平日に行えずに溜まってしまった家事をすることも多いですが、妹と買い物を楽しんだり、流行の本を読んだりしています。採用からもうすぐ一年が経過 し、社会人としての生活にも慣れてきたので、そろそろ資格取得に向けた勉強を始めようと考えています。
【大阪大学を目指す皆さんへ一言 】 大阪大学には、多くの学生や教職員だけでなく、様々な人が関わっています。時には、意見が合わず苦労 することもありますが、その中で働くことは、とても刺激的であり、充実した日々を送ることができます。自分自身を成長させるチャンスもたくさんあります。 ぜひ、大阪大学を目指していただけると嬉しいです。そして、将来、皆さんと一緒に働くことができる日をとても楽しみにしています。
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<総務・企画・人事>
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【現在どのような仕事をしていますか?】 ①歯学部附属病院における医療法関係の届出 ②歯学部附属歯科技工士学校教務事務 歯学部附属病院は日本有数の歯科専門病院ですが、法令等に従い診療を行うために、新しいX線装置を設置する時や診療室の配置が変わる時などに届出 をします。安全な医療を提供するためには多くの基準がありますので、クリアできるように全体を調整し、手続きが完了した時には大きな達成感が得られます。 また、技工士学校の教務事務も担当しており、教務分野以外の係でありながら直接学生と関わる貴重な経験をさせていただいています。
もともと家にいるよりも外出する方が好きなので、就職してからも、買い物に出かけたり、少し遠出して遊びに出かけることが多いです。ゆっくり休養 することももちろん大切ですが、休日を目一杯楽しむことでリフレッシュできますし、楽しい休日が待っていることを考えることで、困難な課題に挑む活力にも なる気がします。
目の前にある目標は、自分の担当する仕事の完成度を少しでも上げスキルアップを目指すことですが、その中で、もっと大阪大学のことを知り、視野を広 げたいと考えています。大阪大学が「地域に生き世界に伸びる」ために、積極的に課題に取り組むことや新しい提案をすることで、ほんの少しでも原動力の一部 になれたらと思います。
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<財務・会計>
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【現在どのような仕事をしていますか?】 ①外部機関との受託研究・共同研究などの契約に関する手続き ②講演・指導助言に対する謝金の支払い手続き 大学が行っているのは教育活動だけではありません。研究活動も活発に行っており、大阪大学でも更なる活 性化が不可欠です。受託研究では主に国等から、共同研究では主に企業から研究費を受入れて研究を遂行します。研究者が自らの研究をスムーズに進められるよ うに、学内だけでなく相手方との調整も行い、研究費の受入れから研究成果の報告まで、関係する事務処理を担当しています。
【大阪大学に採用になってからこれまでの感想 】 大学で行われている業務の幅の広さに驚いてばかりです。一つの仕事を覚えても、それに付随する別の知 らなかった事項が次から次に出てくるので、慣れて気が休まることがありません。外部からは見えない裏方ですが、担当している研究費の額も大きいうえ、自分 が仕事を止めると大阪大学全体にも影響してしまうので、仕事の大きさを実感しています。
比較的業務量が落ち着いている時期は、週末を迎える度に呆れられるほど旅行にばかり行っています。ま だまだ寄れていない県もあるので、いつか全都道府県の名物を現地で味わえれば嬉しいですね。もちろん年度末などの繁忙期には心身を休めるのに精一杯にな り、1週間先の予定を組むのもままならなくなりますが、おかげで(?)休日のありがたさをかみしめながら、思い切り楽しんでいます。
担当する仕事は一言で言えてもその内容が非常に幅広く、常に新しい問題が出てくるので、勉強の毎日です。研究を主役とすると裏方の事務処理ですが、事務が止まれば大学が止まります。研究者からの問い合わせに即座に応対できるよう、総合的な幅広い知識を得ていきたいです。 また、自分の仕事が最新の研究成果を生み出す一助になることが楽しみであり、 長期的にも、大阪大学全体の研究活動が活発になるようなサポートを行っていきたいと思います。
大学職員=学生との関わり、というイメージがあるかも しれませんが、それが大学の業務の全てではあり ません。むしろ学生と直接接する業務のほうが少なく、実際の大学の運営は見えないところで多くの職員が働いており、教員と両輪で多岐に渡る業務を支えてい ます。近年、大学を取り巻く環境はめまぐるしく変化していますが、より良い大阪大学へ発展の一翼を担っていけるよう、幅広い分野での皆さんのアイデアと行 動力に期待しています。 |