研究開発エコシステム

大阪大学研究開発エコシステムによる「知」「人材」「資金」の好循環の実現

研究開発エコシステムとは、卓抜した研究成果を社会実装し、その過程を通じて新たな課題を分析し、それをさらに基礎研究に還元して研究の好循環を築き、一層大きな革新的価値を生む仕組みです。

この仕組みの確立・発展のためには、卓抜した研究成果を持続的に生み出す源泉となる「自由な発想に基づく充実した基礎研究を行える場」の充実と、「社会課題に挑戦する力強い人材」を育成・獲得していくことが重要です。

卓抜した研究成果を円滑に社会実装するまでの流れにおいて、大阪大学はこれまで先進的な数々の取組みを行ってきましたが、知財戦略、ベンチャー創出支援、ELSIへの対応など産学共創の深化により、大学経営への持続的な資金供給につなげ、社会変革に貢献するための基盤を築きます。

さらに、 大阪大学は全国に先駆けて、社会実装から基礎研究への組織的なフィードバックに取組みます。

社会実装して初めてわかる課題・問題点などもあり、それらを社会のステークホルダーと大学とが「共創」により探索し、基礎研究に戻し、新たな知を創出する仕組みを構築します。

大阪大学は、研究開発エコシステムを確立することで、安定的かつ持続性の高い「知」「人材」「資金」の好循環を実現し、社会との「共創」を通じてイノベーションを駆動し、OUビジョン2021を実現する大学を目指します。

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