- 要申込
- オンラインあり
【令和7年12月8日開催】人権問題に関する講演会 「情報社会における人種・民族偏見と差別」の開催について
対象 |
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日時 | 2025.12.8 Mon 13:30 - 15:00 |
場所 |
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申込方法 | 申し込みフォーム |
申込期間 | 2025.11.7 Fri - 2025.12.5 Fri |
問合せ | 総務部総務課文書法規係 |
大阪大学では、人権問題に関する啓発行事として、人権問題に関する認識と理解を深めるため、講演会を毎年開催しております。
今年度は、「情報社会における人種・民族偏見と差別」をテーマとして、以下のとおり開催することとなりました。
教職員・学生及び学外一般の方々の積極的な参加をお待ちしています。
日 時: 令和7年12月8日(月)13時30分~15時00分
(Webexを利用したオンライン開催)
講 師: 高 史明 氏(東洋大学社会学部教授)
テーマ: 情報社会における人種・民族偏見と差別
概 要: 人種・民族偏見と聞くと,「〇〇人は劣っている」といった信念(belief)にもとづく露骨なものを思い浮かべるかもしれない。しかし社会心理学の研究によれば,現代ではそうした露骨なものだけでなく,「差別は既に解消されており,現存する格差はマイノリティの努力不足の帰結に過ぎないのに,マイノリティはありもしない差別に抗議し,不当な特権を得ている」というひと連なりの信念に基づく,より隠微な偏見が問題である。21世紀の日本が目撃してきたのはまさに,このような偏見を支持する言説の流行であった。さらには,平等という規範を受け入れている人々であっても,社会的規範が曖昧な場面や注意深い制御ができない場面では,バイアスのかかった判断・行動をしてしまうことがある。
本講演では,こうした人種・民族偏見について,日本国外で行われた研究,講演者が行ってきた実証研究を紹介したうえで,現在と今後の社会におけるより多様で開かれた社会のための提言を行う。
講師紹介: 社会心理学者。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(心理学)。
主たる研究テーマは、偏見・ステレオタイプ・差別。特に、情報社会における、在日韓国・朝鮮人に対するもの。
主著に,『レイシズムを解剖する:在日コリアンへの偏見とインターネット』(2015年,勁草書房。2016年日本社会心理学会学会賞〔出版賞〕)
申込方法: https://osaka-u.webex.com/weblink/register/r014fff499171710996fa8721438807c4
から直接申込(詳細は添付ファイルをご参照ください)
申込締切: 令和7年12月5日(金)
備 考: 本講演会は新任教員研修プログラム(マネジメント能力開発プログラム)に該当します。
※受講時間が短い場合は、受講したことを認めない可能性がありますのでご注意ください。
問合せ先: 大阪大学総務部総務課文書法規係
jinkenmondai01[at]ml.office.osaka-u.ac.jp
※メール送信時には[at]を@に置き換えてください。
※参加は無料です。
申込方法:こちら