
ベトナム探究にようこそ講座2025/第一回講演会「在日ベトナム人の孤独を探るーその実態と対応への展望ー」
対象 |
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日時 | 2025.6.10 Tue 10:30 - 12:00 |
場所 |
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申込方法 | Web申込 |
申込期間 | 2025.5.26 Mon - 2025.6.6 Fri |
問合せ | 大阪大学大学院人文学研究科Phan Thi My Loan(ファン ティ ミー ロアン) 072-730-5280 |
【概要】
本日は、6月10日(火)に開催する一般講演会「在日ベトナム人の孤独を探るーその実態と対応への展望ー」をご案内いたします。
COVID-19の流行下で、在日ベトナム人は感染拡大による雇用の悪化で収入を失い、生活に深刻な影響を受けました。さらに、社会的な行動制限は彼らの孤立を一層深刻化させました。身近に相談できる相手がいないという孤立感は、強い孤独へとつながり、彼らを苦しめました。現在、COVID-19の流行が落ち着いたものの、在日ベトナム人の孤独は本当に解消されているのでしょうか。
実際に、在日ベトナム人が集まる寺院や教会には、多くの人々が互いに話し、小さなつながりを築こうとする姿が見られます。日本各地で彼らは産業を支える重要な役割を果たしているが、その社会的関係性や孤独の実態は十分に理解されているとは言い難い状況です。本講演では、いくつかの調査結果をもとに、在日ベトナム人の孤独の実態を探り、今後の支援や関わり方について考察していきます。
【受付・会場】
2025年6⽉10⽇(⽕)10:10~
【参加形式】対面またはオンライン
【定員】
100名(事前申込・先着順)※定員になり次第締め切り
【料金】
無料
【トーク登壇者】
山下正(保健学/京都⼤学⼤学院医学研究科⼈間健康科学専攻准教授)
プロフィール:山下正(やました・ただし)
専門は地域保健学および公衆衛生学。地方自治体で保健師として従事した後、神戸大学大学院保健学研究科国際保健学領域において博士課程を修了。博士課程では、フィリピン共和国をフィールドとした現地調査を通じて、公衆衛生に関する研究を行った。新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、在日ベトナム人のメンタルヘルスに関する疫学研究を開始し、支援のためのアプリケーションの開発にも取り組む。在日外国人がより安心して暮らせる社会の実現を目指し、予防的な健康支援に注力している。
詳細については、以下のチラシをご確認ください。