第78回日本人類学会大会公開シンポジウム「 分野横断的な研究手法から探る、近世大坂都市住民の生活・病気・死 」 ーうめきた再開発地区 の発掘調査からわかる江戸時代大坂の人々の暮らしー（主催：日本人類学会・大阪大学大学院人間科学研究科）

第78回日本人類学会大会の公開シンポジウムとして、日本人類学会と大阪大学大学院人間科学研究科の共同主催による、うめきた再開発地区から発掘された「梅田墓」の調査結果についてのシンポジウムを開催いたします。

日時：2024年10月14日（月･祝）13:30～

場所：大阪大学中之島芸術センター・佐治敬三メモリアルホール

オーガナイザー： 長岡朋人（青森公立大学）、大庭重信（大阪市文化財協会）

プログラム
1.「分野横断的な研究手法から探る、近世大坂都市住民の生活・病気・死―出土人骨の調査概報―」

長岡朋人（青森公立大学）、藤澤珠織（青森中央学院大学）、飯田真理子（大阪市文化財協会）、福原瑶子（総合研究大学院大学）、大庭重信（大阪市文化財協会）

2.「梅田墓（大深町遺跡）の発掘調査成果」

大庭重信（大阪市文化財協会）

3.「文献史料に見る梅田墓所」

村上紀夫（奈良大学）

4.「蔵骨器の墨書から考える梅田墓の性格」

豆谷浩之（大阪歴史博物館）

5.「古代プロテオミクスから読み解く人々の営み」

福原瑶子（総合研究大学院大学）、澤藤りかい（総合研究大学院大学）、西内巧（金沢大学）、長岡朋人（青森公立大学）、藤澤珠織（青森中央学院大学）、蔦谷匠（総合研究大学院大学）

6.「古代分子が解き明かす過去の病気」

澤藤りかい（総合研究大学院大学）

コメンテーター：安芸早穂子（東京大学空間情報科学研究センター協力研究員、考古学復元イメージ制作、アートと考古学国際交流研究会代表）、中山なな（早稲田大学）