Green AI Challenge 2024 シンポジウム(2024年1月16日開催/ハイブリッド）

2050年のカーボンニュートラル達成に向けて様々な取組が行われている一方で、DX(Digital Transformation)、GX(Green Transformation)の実現のために人工知能（AI）技術の利活用が進む中、これらによる消費電力量の増大が懸念されおり、情報通信、AI処理に係る消費電力削減、CO2排出量削減は喫緊の課題であると言えます。大阪大学を含む５研究機関で2021年度より実施している”Green AI Challenge プロジェクト” では、「Green of AI（AIそのものの省エネ化）」 「Green by AI(AIによる社会・産業システムの省エネ化)」の２つの面から情報通信、AI処理の消費電力削減に向けた研究開発を実施してきました。

本シンポジウムでは３年間の研究成果報告に加えて、基調講演に環境省の樋口海里様をお迎えし、2050年のカーボンニュートラルに向けた環境省の施策と国内外動向についてご講演いただきます。特別講演にパナソニックホールディングス(株)の松田源一郎様をお迎えし、資源循環型社会構築に向けてのAI・ロボティクス技術を活用した高品位な家電リサイクルのお取組についてご講演いただく予定です。

【日時】　　　２０２４年１月１６日（火）１３：００－１７：００
【場所】　　　秋葉原コンベンションホール（東京・秋葉原）＋オンライン(Zoomウェビナー）
【お申込み】　参加申込ページより１月９日（火）までにお申し込み下さい。

****************************************************************************************************************
【タイムテーブル】
13:00 - 13:00 委託研究機関ご挨拶　　　　　　　　総務省　国際戦略局　技術政策課　研究推進室

13:05 - 13:20 代表研究責任者挨拶　　　　　　　　大阪大学　大学院情報科学研究科 教授 村田　正幸

13:20 -13:50 基調講演「2050年カーボンニュートラルに向けた現状と革新的省CO2技術への期待」　
環境省　地球環境局　地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室　　室長補佐　樋口　海里　様

13:50 - 14:15 成果報告１「ヒト脳の「ひらめき機構」の解明と人工的再現への挑戦」　
大阪大学　大学院情報科学研究科 　産学連携教授　 加納敏行

14:15 – 14:35 成果報告２「低消費エネルギーAI処理基盤技術と将来展望」
九州大学　大学院システム情報科学研究院 教授 井上　弘士

14:35 – 15:05 休憩・ポスターセッション１（会場のみ）

15:05 – 15:30 成果報告３「分散映像分析システムの処理最適化による消費電力削減」
大阪大学　サイバーメディアセンター 教授 下西　英之

15:30 - 15:55 成果報告４「脳型人工知能を活用した電炉操業省エネ化への取組み」
株式会社iD 　　　事業部長　 鈴木　利一

15:55 – 16:20 特別講演「AI・ロボティクス技術を活用した高品位な資源循環の実現に向けて～エアコン室外機外装自動分解システムの開発～」
パナソニック　ホールディングス株式会社　マニュファクチャリングイノベーション本部　
マニュファクチャリングソリューションセンター　環境システム技術部　資源循環技術課 課長 松田　源一郎　様

16:20 – 16:25 挨拶 　　　　　　　　　　　　　　大阪大学　共創機構　 教授 中澤　忠輝

16:25 – 17:00 ポスターセッション２（会場のみ）　
*****************************************************************************************************************

シンポジウムの詳細情報はホームページよりご確認いただけます。

主催：国立大学法人大阪大学　
お問合せ：大阪大学　大学院情報科学研究科内Green AI Challenge 2024事務局
E-mail:greenaichallenge@itevent.jp