
- オンラインあり
- 要申込
8/25(金)第5回CiDERエビデンスと共に考える 「いのち」と「くらし」を豊かにする講座『 客観性の落とし穴? 』
対象 |
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日時 | 2023.8.25 Fri 19:30 - 20:30 |
場所 |
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申込方法 | 会場参加は申込フォームよりお申し込みください。 (オンライン:申込不要) |
問合せ | 大阪大学感染症総合教育研究拠点 事務室 |
日 時:2023年8月25日(金) 19:30~20:30
形 式:会場(グランフロント大阪 北館 2F SpringX)&オンライン(YouTube Live)
テーマ: 『客観性の落とし穴?』
【概要】
今回の講義は、「数値による知識」と「経験」のずれと重なり合い、というテーマでお話しします。
村上教授の近著『客観性の落とし穴』で提唱されているのは、すべての真実が客観性と数値に
基づいていると思い込む現代の状況への疑問です。ですが、それは決してエビデンスに基づく科学を
否定するものではありません。数値を通じて外部から物事を見つめ、理解する自然科学や社会科学の
視点は、非常に有益です。しかし、個々の経験や背後のストーリーは、常に客観的な知見や数値に
収めることはできません。それぞれの経験に焦点を当てることで、エビデンスによる知見がより豊かに
なります。
今回は、数値による分析を得意とする三浦教授と、経験を重視する村上教授との対談形式で行い、
科学的なエビデンスと個々の経験の間にどのような関係があるのかを再考します。
この対談を通じて、我々の世界を理解するための新たな視点を見つけることを期待しています。
それぞれの視点が相互補完し、一緒に働く様子を、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
【講師】
村上 靖彦 氏 大阪大学大学院人間科学研究科 教授,(兼)感染症総合教育研究拠点
三浦 麻子 氏 大阪大学大学院人間科学研究科 教授,(兼)感染症総合教育研究拠点
【会場参加申し込み&オンライン視聴はこちら】
https://kc-i.jp/activity/chogakko/cider2023/detail20230825.php
●エビデンスと共に考える 「いのち」と「くらし」を豊かにする講座とは
2021年度から2年間、大阪大学CiDERでは、『感染症から「いのち」と「くらし」を守る講座』を通して、パンデミックという緊急事態に対応する方法をお届けしてきました。
今年度からは、パンデミック後の社会や将来のパンデミックを見据えて講座をリニューアルし、科学的根拠(エビデンス)と上手に付き合いながら、私たちの「いのち」と「くらし」を豊かにする術(すべ)を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
当講座は、大阪大学の様々な分野の研究者が、中学生から大人までを対象に、わかりやすく解説する全12回のプログラムです。
● 参考: CiDERホームページ
https://www.cider.osaka-u.ac.jp/
●過去の講座につきましては、いつでもアーカイブ視聴が可能です。
https://www.cider.osaka-u.ac.jp/project/project01.html