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大阪大学社学共創連続セミナー第8回「多文化共創社会の実現に向けた課題-ミャンマー難民として来日してからの28年の歩み-」

大阪大学社学共創連続セミナー第8回「多文化共創社会の実現に向けた課題-ミャンマー難民として来日してからの28年の歩み-」

対象
  • ALL
日時
2019.11.6 Wed 14:40 - 16:10

「ミャンマーで暮らしていた 28 年前の自分と、日本で生きる現在の私の一番大きな違い。それは自分と意見が異なる人たちと出会っ た時に対立するのではなく、自分とは異なる考えを持つ人々の多様の意見を受入れられるようになったこと」と語るミャンマー(旧ビ ルマ)難民のチョウチョウソーさん。事実上の無国籍の問題にも長年、直面してきました。自分と異なる存在を排斥しようとする風 潮が世界的に広がる中、「支援し、受入れるだけでは難民や無国籍の問題はなくならない」と警鐘を鳴らします。多様な考え方・ 生き方を受け入れたうえで、共に新しい価値を創り出そうとする「多文化共創社会」の実現に向けて取り組むべき課題について、 参加者の皆様とともにディスカッションを行います。

講師プロフィール

○チョウチョウソー( 特定非営利活動法人 ミャンマー日本教育のかけはし協会理事長NHK国際放送「ラジオ日本」ビルマ語アナウンサー)

1991 年、軍事政権の弾圧を逃れ、妻を残し来日。 7 年後、難民認定を受けて妻を呼び寄せる。ビ ルマで暮らす仲間たちは自由も豊かさもない。 日本に逃れてきた自分だけが、そのチャンスを独 り占めすることはできない、と言う。 2016 3 月、 25 年ぶりに故郷の土地を踏む。ビルマで学校を 建てることが夫妻の目標。

○川村千鶴子(大東文化大学名誉教授・多文化社会研究会理事長)

博士(学術)。慶應義塾大学商学部卒業後、イ ギリスの国営会社に勤務。 1989 年から多文化社 会研究会理事長。国立民族学博物館共同研究員。 大東文化大学環境創造学部教授、学部長などを 歴任。著書( 2015 )『多文化都市・新宿の創造 ―ライフサイクルと生の保障』、共編著書( 2016 )

『多文化「共創」社会入門』両方とも慶應義塾 大学出版会ほか多数。

○永田靖(大阪大学社学共創本部長)

1957 年三重県生。明治大学大学院文学研究科 演劇学博士課程単位取得。鳥取女子短期大学助教授を経て、大阪大学文学研究科教授。専門は 近現代演劇史・演劇理論。現在、大阪大学共創 機構社学共創本部長、同総合学術博物館長、同 21 世紀懐徳堂学主。同文学研究科や同博物館に おいて、アートを軸にした社学共創的社会人人材 育成プログラムを推進中。日本演劇学会会長、 国際演劇学会 Asian Theatre WG Convener

○佐伯康考(大阪大学社学共創本部特任助教)

東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教 室特任助教などを経て、大阪大学共創機構社学 共創本部特任助教。博士(経済学)。外国人労働者を中心とした国際的な人の移動について研 究を行っている。著書に『グローバルな人の移動の経済学』(明石書店、 2019 )、共編著に『街に拓く大学―大阪大学の社学共創―』(大阪大学出版会、 2019 )、『グローバルな公共倫理とソー 8 シャル・イノベーション』(金子書房、 2018 )がある。 多文化社会研究会理事、移民政策学会国際交流 委員・社会連携委員。

主催:大阪大学共創機構社学共創本部

企画制作:大阪大学21世紀懐徳堂

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