平成24年10月23日(火)@大阪府立岸和田高等学校【相本 三郎 理事・副学長】

「生命の神秘の解明、医学や薬学の進歩のためには、タンパク質を理解することが不可欠-。」

この理念を掲げ、大阪大学はタンパク質研究のメッカとなった。
このタンパク質に魅せられた青年が、不思議に満ちたこの物質を解明するため大阪大学の門をたたく。
今から40年以上前の相本三郎理事・副学長の話だ。
世間では、子どもたちの理科離れが言われて久しい。
現在、大阪大学では大阪府教育委員会との連携締結事業の一環として、研究や学問のおもしろさを高校生に伝えるべく、総長や理事・副学長が大阪府下の進学指定特色校(GLHS)を行脚している。
10月23日(火)は、大阪府立岸和田高等学校を相本理事・副学長が訪問。もちろん主題は「タンパク質」だ。
ニワトリの卵白に含まれるリゾチウムに殺菌作用があることを見る実験を含め、科学をこれから学ぶ高校一年生に向けて、研究のおもしろさを存分に語った。

「雪梅花を埋むるも香りを埋むる能わずー。」
講演の最後に、岸和田高校生へのメッセージとして紹介された漢詩だ。
困難にあっても努力している姿は、必ず誰かが見てくれている。
きっと、この梅の花のように彼らが薫る時代が来るだろう。
その日を楽しみに待ちたい。

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