グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)合同発表会を開催しました(平成30年2月4日)
平成30年2月4日(日)に、大阪大学会館において「グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)合同発表会」を開催しました。(主催:大阪府教育委員会、大阪大学)
この発表会は、GLHSの生徒が人文科学、社会科学、自然科学の各領域に関する課題研究の成果を発表することにより、互いに刺激を受け、切磋琢磨し、学習や進路に関する意欲を高めるとともに、問題解決能力やプレゼンテーション能力を向上させることを目的として実施するもので、大阪府教育委員会と大阪大学との連携協定に基づき、大阪大学での開催は本年で6回目となりました。
橋本光能大阪府教育庁教育監及び小林傳司理事・副学長からの挨拶の後、代表生徒らによる成果発表が行われました。生徒自らが設定した課題について要旨を英語で説明後、英語・日本語を交えて発表されるもので、最初の発表を務めた府立天王寺高等学校は、「日本語の乱れはなぜ起こるのか」と題し、言葉の意味を違えた誤用や誤読の実態とその原因について調査と考察を行い、日本語の言葉の乱れの原因が受験や教育そのものにあるのではないかという発表が行われました。このように各校の発表内容およびレベルは年々向上しており、評価を行った学内外の審査委員からも高い評価がありました。
続く、GLHS各校の生徒によるイギリス海外研修報告では、ケンブリッジ大学等の世界トップレベルの大学講義を受講し、教員や学生、地域の住民と語り合い、歴史あるイギリスの文化に触れることを通じて、グローバルリーダーになるためには他者を慈しみこと、自己の意見を持ち、他者の意見に誠実に耳を傾けることが大切であると報告されました。
最後の講評及び表彰式では、審査委員を務めたGLHS評価審議会委員の菊地栄治早稲田大学教授から「世界を引っ張るグローバルリーダーの輩出を期待する」、また、進藤副理事から「各校が取り組みを重ね、切磋琢磨することで、年々発表の質が上がっている」との激励の言葉が贈られ、最後に優秀校に選ばれた高津高等学校、茨木高等学校、三国丘高等学校の3校には表彰状が授与されました。
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小林理事・副学長による挨拶 | イギリス海外研修報告を行う高校生 |